何かが変わった
一応2作目となっております
作者はそれほどヒドラには詳しくないので間違った情報などあったらお願いします!!
土曜日の昼、俺こと西村優希は起きると眠たい気持ちを押し殺し、ベッドから這い出て1階に行く。
「おそよう」
「おそよー」
「おはよう」
今挨拶したのは順番に父さん、母さん、俺である。
両親は休みの日でも早起きでもうとっくに朝ごはんを食べているので俺ひとりで朝食を食べる。
そして食べ終わり、ご飯を食べ終わり、2階の自分の部屋でゲームをしようとした時、父さんが声をかけてきた。
「優希、高校の勉強はちゃんとわかってるか?わからないところがあるなら父さんに言えよ?」
「んー今のところはちゃんとわかってるからダイジョブ!」
「そうかそうか、わからなくなったら言うんだぞー」
うん、と返事をした俺は今度こそ二階の自分の部屋に行き、ゲームをしようとパソコンの電源をつけた。
パンパカパーン!!
あなたは異世界に転生する権利を得ました!
異世界に行きたくなったら↓をクリックしてね!
※異世界に転生したら戻ってこれません
『転生』
個人的にラノベは結構好きだし、1回でいいから異世界に行ってみたいとか思ってたりしてる俺だけどこんな露骨な詐欺してるのには引っかからない。
……と、思っていたのだ……
気がつけば俺の手はマウスに乗っており、『転生』の文字にカーソルを合わせていた。
ハッ……!?俺は何をやっているんだ…?
こんな露骨なのをクリックしようとするなんて……
俺は不気味だったから1階にいる両親を呼ぶことにした。
1階に行き、画面を見たらいつの間にかカーソルを合わせていたことなどを話すと父さんと母さんが一緒に見に来てくれた。父さん、俺、母さんの順番で俺の部屋に向かった。
両親と共に俺の部屋に入るとやはりまだパソコンの画面がさっきのままだった。
俺は無言でパソコンを見つめている父の背中に向けて言った。
「これ、どう思う?」
………………?
問いかけに答える気配がなかったのでおーい、と言っても返事がないのでおかしいと思い回り込んで父の顔を見ると、父は真顔だった。
それは初めて見る父の顔だった、人はこんな顔にもなるんだと恐怖も覚えた。
そうして固まっていると父が前方、パソコンのある方に向かって歩き出した。
「え!?父さん!本当にどうしたの?!」
だが父は答えない。ひたすら真顔でパソコンに迫りマウスを手に取り、『転生』の文字にカーソルを合わせ……クリックした……
その瞬間、一瞬時が止まったような錯覚と、なにか、大事なものが無くなったそんな感覚に陥った。それが気のせいだと思うと俺は母さんと一緒に1階に行った。
1階に着いた時、俺は何か、何かを忘れている感じがし、母さんに質問をした。
「ねぇ、家って父さんっていないんだっけ」
「え?何を馬鹿なことを言ってるの?三年前に父さんが交通事故で死んでからそれっきり家は母子家庭じゃない」
「ああ、そっかそうだよねごめん変なこと聞いちゃって」
いいのよと母さんに言われ、昼食を食べてないことを思い出した俺は母さんと一緒に昼食を食べた。
食べた後、また2階でゲームをやろうかと考え、部屋に行き、夜までゲームをして、夜食を2人で食べて、風呂に入ったり、歯磨きをしたりして寝た。
読んでくださりありがとうございます!
よろしければ感想などなどお願い致します




