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第20話 絶対、勝ってみせる

結局、マイクは口元につける方、ポスターは各チーム一種類プラスバトルの宣伝の三枚ということになり。宣伝の方は愛里と玲那ちゃんが作るため、私とお姉ちゃんで昨日の夜ポスターを作り上げたのだ。


ゆりかちゃんに報告し、ポスターを渡すと、ゆりかちゃんは「了解!こっちもグループポスターは完成したから、玲那と愛里ちゃんが出来次第先生に貼ってもらうってことで!場所は正面玄関の掲示板だよ」と言ってくれた。


で、放課後見に行ってみたら、いつの間にかポスターが貼られていたのだ。玲那ちゃんと愛里が作ったポスター、クオリティ高いな……昨日の夜決まったことだから、今日の朝休憩と昼休憩くらいしか作る暇なかっただろうけど、素晴らしい出来だね。


それはいいとして……誰も来ない!愛里はともかく、お姉ちゃんのクラスの教室なのにお姉ちゃんがいないってどういうこと!?まあ誰も残ってないから良かったけどさ!


なんてぶつぶつ文句を言っていると、お姉ちゃんがやってきた。


「お姉ちゃん、遅い!」


あたしが言うと、「ごめんごめん、ちょっとトイレ行ってた〜」とお姉ちゃん。

まあ、お姉ちゃんは来たからいいとして……愛里は?どこ?


「それならいいけどさ、愛里は?どこにいるか知ってる?」


あたしが更に尋ねると、お姉ちゃんは満面の笑みで言った。


「ゆりかちゃんと一緒に、先生のところ行ってるよ!私、話よくわかんなかったから、打ち合わせ任せた!」


任せた!じゃないよ、まったく……まあ、適材適所、難しい話は愛里がぴったりかもね。


「それより、いつ帰ってくるかわかんないから練習始めよ。時間がもったいないもん」


確かに、打ち合わせとかだったら長くなるかもね……


「わかった、やろっか」


こうしてあたしたちは、ストレッチと筋トレ、その後軽い走り込みをし、更にストレッチと筋トレをするという準備運動メニューにとりかかった。全部終わっても愛里は戻ってこなくて、もう歌とダンスの練習もしちゃおう!と練習を始めて何分かたった時。


「ごめん、遅れた」


愛里が息を切らしながら教室へと入ってきた。まあ、お姉ちゃんと違って、大切な用事だし。それより


「ねー、愛里。今良いとこだからさ、一緒に入ってやってよ」


愛里が入ってきたのは、曲の一番と二番の間のところだった。だから、どうせなら一緒にやろうと思って声をかけたのだ。愛里は頷くと、「ちょっとだけ待って。ジャージに着替えるから」と言い、着替え始めた。


「はい、お待たせ」


着替え終わった愛里とともに、二番の頭から曲を流す。


結構様になってきたよね〜!まあ、ここ数日ずっと練習してるし!頑張ってるし!自分で言ったっていいよね!

本番まであとそんなに無いし、絶対に勝って、ハイドラに出よう!


そんな調子で練習を重ねて、約一週間後(二週間かな?)の日曜日(つまり本番の前の日!)。

あたしたちLovIng sIsterとゆりかちゃんたちEIGHTH STARは体育館でリハーサルをしていた。


「そう言えば、どっちが先にやる?」


EIGHTH STARの一人、美玖ちゃんが言うと、「じゃんけんで良くない?」とお姉ちゃんが返し。結果はあたしたちが先にやるということになった。

ついでに言うと決め方は、見ていた人の投票。ライブを見終わったあと、体育館の右半分か左半分に移動してもらって決めるってことになった。


それにしても、さ。

EIGHTH STAR、やっぱり凄いなぁ。ダンスも息ぴったりだし、曲の雰囲気がめちゃくちゃかっこいい。高校生とは思えないくらいのかっこよさだよ。


でも、負けない。あたしたちだって、ずっと練習頑張ってきたもん。

明日、いよいよ運命の日。絶対、勝ってみせる!

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