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受験勉強していたら幼馴染みの彼女が浮気してた。  作者: タイラ・ヒラ・タイラ
本編
47/59

希望5

コメント返しが遅れてしまい申し訳ありません。

落ち着いたら行います。


近々、数話程内容を修正しようと思います。

清書の際に加えた設定がストーリーに矛盾してしまっているところがあるので。

「少し寄り道していかないか?」

 カラオケボックスからの帰り道。優太は夏葉に寄り道を提案した。

 夏葉の手を握り、

「もう少しこうしていたいが……ダメか?」

 優太はつぶやいた。


 寄り添う様に歩く二人の顔は真赤に染まっていた。


 もう少しだ。

 ドキドキしながらも優太は目的の場所へとさりげなく夏葉を誘う。

 目的地は回青橙の実公園。


 公園に辿り着く。

 優太は夏葉に緊張した顔を向けると。

「サプライズを用意してみたんだ」

 スマホを操作してから夏葉に手渡し、録画データを再生した。


 食後、夏葉がドリンクバーに行っている間に撮影した曲。メロディーが流れ始め、夏葉は目を見開き、優太を見つめて驚く。

 流れている曲は、以前にリクエストをして、優太の精神面等の様々な理由から断られてしまった大切な思い出の曲であったのだから……

 まだメロディーだけで歌は始まっていないのに……体がゾクゾクと何か(彼の歌)を期待して震える。視線の先、画面の中に居る優太がマイクを手に語り始めた。


カラオケボックス(最初はここ)でって考えたんだけど』

 そう言うと画面の中の優太はまるで画面の向こうに話をふるかのような仕草でマイクを向ける。

 すると。

「思い出のここの方がサプライズとしては良いかなと思ってね」

 画面の中の優太から隣に佇んでいた優太が言葉を引き継ぎ、夏葉に微笑み、二人の彼が声を揃えて言った。

「『今日。()()()()()()君だけの為に本気で歌う!』」



 回青橙の実公園に響き渡る優太の声。夏葉の記憶の中の彼よりもはるかに上手くなり、気持ちのこもった()()()()()()は夏葉の心にこびりつくストレス(汚れ)を徐々に溶かしていった。

 気付けば夏葉は泣いていた。優太の気持ちのこもった歌に触れて改めてずるいと思い、そして理解できなかった。

 10年前に何度も何度も落ち込んだり苦しんでいる時に本気で向かい合い。勇気付けてくれていた優太をすずが……。絶対に私にはすずの考えが理解できないだろう。


「ごめん。夏葉がドリンクバーに行っている間だけだから……フルじゃなくて一番だけ……なんだってぇっ!」

 曲が終わり、フルじゃないことを謝る優太に夏葉はフルフルと首を振り、泣きながら抱き付いた。

 突然の夏葉の行動と自身の身体に感じる感触に優太は取り乱すも声無く静かに泣く彼女の姿に平静さを取り戻す。

「…………………」

 夏葉の背を優太は優しく擦る。すると……

「……っ……ぅぅ。わぁぁ……んっ……えっ?」

 夏葉の口から聞き取り難いが音が漏れ始めた。その事に気付き、2人は顔を見合わせる。

「こぇ……で……る?」

 微かにではあるものの確かに声を取り戻したのだ。


「聞き取り難いけど。確かに声出ているよ。やったな!」

「う……しい。ゆめぁきらめな……ぃぃの?

 KOYO-……けら……ぅぅ」

 嬉しさに再び涙を流す夏葉を抱き締め、

「突然の活動休止にみんな心配しているから早く復帰してリスナー達を安心させないとな。ただでさえ活動休止の理由はひこうか……いで……あっ!」

 言葉の途中で優太は気付いた。数日前から感じていた違和感の正体に……

【希望5】を最後までお読みいただきありがとうございます。


夏葉の話す箇所読み難いかと思います。申し訳ありません。


そして、優太は何に気付いてしまったのでしょうか?



よろしければ、いいね/評価/ブックマーク等の足跡をよろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[一言] 声が微かに出始めた表現はそれでいいと思いますよ 他サイトだと、ひそひそ話やささやき声を文字サイズを小さくして表現する人もいますが、小さすぎてすごく読み辛いので
[一言] 声が出て良かった! ところで、コーラスは合唱のことだから一人では無理な気が…。
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