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大丈夫

パルクールは複雑なビルや階段、構造物などを降りたり、建物をジャンプで渡したりするスポーツだ。Y OUTUBEで見た動画ではこんな狭くて複雑などころはまさにやつらのホームグラウンドだ。19層の猟師のようにパルクールやつにはこの迷路は最適な狩場だ!


くっそ!どうしてこんな強敵が続いて出るんだ!まあ、銃を持っているぼくを見てあっちもそう考えているかも知らないけど、これは酷いじゃないが!


そして、どこかで女性の悲鳴が上げてぼくは自然にそこに頭を回った。


「仲間が心配だったのか!けれどそっち頭を向いたらだめでしょう!」


まさか、陽動作戦だったと!パルクールやつは仲間を森たちを襲撃させて、わざとぼくの視線を混乱させたのだ!ぼくはもう一度銃をあげたか、今度は横腹に激痛が感じられた。くっそ!やられたのか!


苦痛でなんにも思わない!その瞬間やつは銃を握って奪おうとしている!この野郎!この銃はあの中国人と無数な人の犠牲で手に入れた物だ!簡単にてめえに捧げるとおもったのかよ!


ぼくはすぐ戦術ベルトからキャンピング斧を探したが、あちゃ!あれは森にくれたんだ!ぼくは代わりにホルスタに入っている拳銃のスライド部分を握ってハンマーようにパルクールやつを叩いた。


弾倉が入る部分がやつの頭に直撃したようだ。こんどは確かに感触がある!パルクールやつも不意に一撃を打たれて悲鳴をあげるながらニ、三歩あとへ下がった。


ぼくは横腹の激痛を我慢しながら、この絶好の機会を逃さないために銃を照準した。後で銃口火炎が光った一瞬でやつの顔とその動きを見る事が出来た。


「くそ!このくそやろうが!」


これで引き分けか!やつも横平に銃を撃たれて一瞬平衡を失った!熱カメラではやつの横平から血が飛び散るのがオレンジ色で見える!これはかなり重傷だ!このまま一気に勝負をするどころだ!


ぼくは遊底を引いて、再装填のする振りをしながらそのまま突撃した。この状況では誰でも再装填して射撃する方を選ぶはずだ。


やつもぼくが突撃するとは思わなかったようだ。やつはただ薄い照明で光っている銃口だけを避けろうとしたか、銃口の先にはもっと長い銃剣がついている。


長い銃剣はやつの太股を掠って血の痕跡を残したあと、なんとロッカーの扉に突き刺してしまった。ぼくは足をロッカーの扉に付けて、鋭い銃剣を抜いて止めをしようとした。だがもうパルクールやつはロッカーを乗り越えて向うに消えてしまった!


くっそ!パルクールは横腹に負傷をしたか、あの動きを見たら動くには当分には問題ないようだ!くっそ!このままじゃ銃を二発も無駄に浪費した事にすぎない!


ぼくはアドレナリンのせいがいつの間に横腹の苦痛も忘れた。また銃を再装填した後、血が落ちた形を熱画像カメラで見た。


「バカな。」


どうしてパルクールやつが簡単にぼくの位置を分かったのか今更気づいた。こんな暗いどころじゃ熱画像カメラの画面の光が余りにも目立つな標的だ。ぼくは本当バカだ。どうせ、パルクールやつの動きはこのカメラで追い掛ける事が出来ない。


この装備は高性能だけど、どこまでも軍用と狩猟用ではない。この形式の熱画像カメラは周辺の温度を測定して、温度を比べる温度計の一種だ。温度を比べるために一定時間が必要で、その時間のせいでやつの素早い動きを追い掛ける事が出来ない。


また、19層のように博打をかける瞬間だった。けれど、今のぼくにはカードが一杯ある。ぼくはサブバックから必要な物をだしてワナを作った。


パルクールはどんな物なのか画像でしか見えなかったか、熱画像で見たらやつは素足、素手だ。ぼくはさっそくやつが攻撃しやすいどころを選んでそこでワナをセッティングした。


この場所はロッカーが壁面についていて出口が一つしかない場所だ。コーナに追い込まれているぼくをやつは容易い獲物だと考えて接近するはずだ。どうせ、やつも横腹に銃を撃たれて、なるべく早く決着をしたいんだろう。


ぼくの予想通りにすぐロッカーがきしきしする音が聞いて、ロッカーの上にパルクールやつの姿が出る瞬間だった。


やつは薄く光っている銃に正面突撃をかけた。やつが投げた重い物が「銃と熱画像カメラがある」場所にぶつかってどかんと大きいな声が聞こえる瞬間だった。


「なに!な、なんだこれは!」


やつは「ライタ油」につるつる滑ってロッカーの上から虚しく落ちてしまった。ジッポーライタの油はぼくが思ったよりもっと滑りやすい物だった。


例え、やつがパルクールをするやつだとしても、ぼくがやつの手と足が届く場所に全部油をぶっ欠けるとは思わなかっただろう。


「くそ!生意気なやつ!けれど!てめえも重傷だろう!上等だ!」


やつが銃がある場所に飛び上がるほど、かんかんになって悪口を浴びせかけたか、ぼくがいる場所はそこじゃなかった。


ぼくはやつの後ろから油缶を押して油をやつにぶっ欠けるながら、マッチで火を付けてやつに投げた。ライタ油って猟師の時もそうだったし、一気に猛烈に燃え上がって、やつは悲鳴をあげながら荒れ狂ってしまった。


主催側の「ガイドライン」もあるし、こんなに火を付けて残忍に殺したくはなかった。しかし、こいつの運動能力を考えたら、一度落ちただけで無力になる訳がないので、こうするしかないんだ。


「生かせて聞きたい事があるが仕方ないんだ。ごめん。」


ぼくが完全にパニックに落ちたあと、銃から分離した銃剣をやつの後ろから首を横に突き刺した。


「な、なん!」


やつは火が付けたまま、小さく光っている熱画像カメラの光を見ながら絶命した。ぼくはやつの死体を見つめて、ため息をついた。


死体を燃えている火はぼくぼくを照らして、ぼくがどんな姿をしているのが見せている。


地獄の鬼神でもぼくよりまじだ。誠の血とこのパルクール組の二人の血まで生々しくつけて、血生臭いが耐えられない。


ぼくは死んだやつの死体をそのまま残して銃がある場所に歩いた。やつがロッカー上から投げた物は鉄の椅子だった。椅子がロッカーをほとんどぶっ壊れて、ぼくがここにいたら絶対この一撃で死んだはずだ。


くそやろう。ガムテープで付けた銃をロッカーの扉から外して無事だと確認した。幸に銃だけは直撃を避けて、懐中電灯も熱カメラも問題ない。これはぼくにとっても本当に博打だった。


パルクールやつにとっても、ぼくがもっとも強い武器である銃を放して奇襲するとは思わなかっただろう。ぼくはやつが熱カメラの光を見て襲撃するだと気づいて、逆にその点を利用してワナを仕掛けた。銃ってここでは万能じゃないんだ。むしろ、このガムテープのほうが万能な物だ。


「しんどいな。こう続けたら体が持たないんだよ。分かった。分かったよ。二度とこんな事しないから。」


ぼくはハスタにいいわけをするように呟いた。あちゃ。ハスタは・・・・・。

ぼくがちょっと目が眩んで頭に手を着けてちょっとだけロッカーに身を投げ掛けた。長く眠っても酒呑童子を出会って、続いてロッカーで戦うなんで、疲労が一気に襲ってくるようだ。


これが戦闘疲労って事なのか?戦場にいる兵士たちの極度の緊張状態を持たずにだんだん精神が崩壊するってインタネットで見たことがある。


こんな状態が続いたら、幻想を見たり、訳が分からない事を言ったりするんだ。その最後では無感覚になって平気に子供を殺したりする。


まさか、ぼくがそんな状態になるとは思わなかった。特にぼくは以前でも、太田やつらに虐められた時もこう言う緊張状態になった事があるから、一気にぼくがどんな状態なのかわかった。


「は、早く。なんとかなきゃぼくも危ない。」


ぼくはサブバックを背負って銃を握った。


「せめて、ぼくに時間をくれ。太田を殺して、無実な人を安全などころまで案内する時間を。せめて。」


ぼくは祈るように誰かに言った。誰でもぼくの話を聞いて助ければいいのに。高校二年の時もそうだしそんな事はないんだ。


誰も助けてくれない。ここには地蔵もイエスもない。ぼく自身がしなきゃ、誰も救ってくれない。


「地獄に義人が一人でもいたら。」


ぼくは不意に聖書の話を口にしている。義人ってこんな地獄の真ん中にいるのか?その時、ぼくの後ろからなんの声が聞こえてぼくはあっちに銃を向けた。まさか、パルクールの仲間がここに戻ったのか?


ぼくは今度も銃を撃つつもりだった。戦闘が長く続いたらぼくも危ない。


「トマト!」


万が一、森たちがここに来る可能性もあるから、合言葉を言った。


「トマト!」


向うからは返事がない。もう、熱カメラでも燃えている死体の向うから誰が来るのが見えた。撃つ?ぼくはトリガーガードの上で指をあげて歯を噛み締めた!


「トマト!」

「ケ、ケチャップ?」


合言葉は間違えたか、ぼくは安堵のため息をついて銃を下ろした。


「ナミ!無事だったのか!」


彼女はぼくの顔を見る瞬間、わっとばかり泣き崩れた。


「道がわからなくて・・・。全部、とっかに行って。鬼が。」


ナミは血だらけのぼくに近づいて泣くながら、なんか状況を説明していた。


「大丈夫。大丈夫だよ。無事で何よりだ。」

「だ、だって。だって。」

「あ?ぼく?ぼくも無事だよ。こんな攻撃じゃびくともしないから。」


そして、彼女は血だらけのぼくをたきしめて泣いてしまった。

あら?ナミを安心させる立場なのに、彼女がぼくをたきしめた瞬間、涙がポロリと出た。なんなんだろう。


ハスタ。ぼく。ぼくは。


ぼくも子供見たいにわっと泣いてしまった。ぼくは泣くながら口で「大丈夫、もう大丈夫」を連発したが、それはナミに行っているんじゃなく、実はぼくが聞きたい事だった。


「大丈夫。本当に大丈夫から。」


不思議などころだ。ナミって子供はだった一時間前に合えたのに、まるでゼロ層から一緒に降りて来た感じだった。多分、ペルとももりんをぼくが守らなかったと言う罪悪感のせいだろう。


「おじさん。トマトってなんですか?」

「ぼくはまだおじさんはないよ。そして、トマトは合言葉だよ。」

「ああ、そ、そうなんだ。」


ナミはぼくからはなれて首を振った。ぼくは彼女に合言葉を放してナミの先に立った。


「君の仲間に連れてくれるから、ぼくのすぐ後ろに付いて来るんだよ。分かった?怖がるな。ぼくが何とかするから。」

「分かりました。」

「よし、いい子。いい子。」


ぼくは無線機のキーを押して森を呼んだ。


「森、てめえら無事なのか?おい、長く通信出来ない。敵も聞こえるから。」


ちょっとだけ待ってたか返事がない。先の悲鳴と関係あるのが?やつが無線を無視する理由はないんだ。ふう、仕方ない。迷路はいやだか、ここをしらみ潰しに探すだけか?ぼくにとっては森の死体を確認するのも重要な事だ。


「なら、死体は見ないで、ゆっくりとついてくれ。」


死体が燃える光景はこの子には刺激過ぎるだろう。彼女は両目をじっと閉じてぼくの服を握った。


「はい!」

「しっ、返事は一々しなくてもいいよ。また、敵がいるかも知らないよ。」


今度は首を猛烈に縦に振った。小学校や幼稚園でよく見る事が出来る平凡な子供だ。


くっそ!主催側やろう!


ぼくを宿主にするのはどうでもいいけど、こんな小さい子供がなんの罪があって、ここでこんな目に

あわなきゃいけないんだ!


「あの・・・。」


ぼくが止まっていたせいが、ナミは片目だけあげてぼくを見上げた。


「あ、ごめん。すぐ歩くから。」


ぼくは先に歩くながら、また燃えている死体を避けて歩いた。ナミは両目を閉じたまま、ぼくの服を

握って後で付いてきた。


「ナミ、怖くないのか?」

「怖いです。けれど・・・・。」


しっかりしろ!森田ゆう!あんな子供もこう勇気を出したのに、てめえが弱い話をする時か!ここにはまた敵がいる!

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