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ぺっしゃんこ
結果はやる前から見えていた。そう、当然の結果。
鏑木選手、横山選手、そして山本選手。完走した日本人男子で僕以外は全員が入賞。表彰台に立った。
僕自身は、43時間09分49秒、惨めな926位。
スタート3時間、吐き気で、ジェル(SHOTZ=KODA)はもちろん、水さえも喉を通らず、全て嘔吐。結局、40時間、一切何も口にすることなく、完歩、歩き通した。
本気で表彰台を目指し、やってきた日々。
”今度こそは”
と全力でぶつかり砕け散った夢。またしてもボッコボコにされた。メンタル、ぺっしゃんこ。
プロとして目指した栄光。しかし、現実は、TVに恥ずかしい姿をさらすこととなった。
”こんな風に映るために、やってきたわけじゃない。栄光のシーンで登場するためにプロとしてやっているのに”
ゴールの涙は、感動ではなく、悔しさの表れ。悔しくて、悔しくて、泣いても、泣いても悔しくて。表彰台で輝く3人。見てられなかった・・・
辞めなかったのは、ただ単に、TVの取材があったから。それだけのことだった。




