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初UTMBに向けて
夢の舞台に向け、気合が入っていた。
北海道から戻り、直ぐに、4月、初開催のOSJ奥久慈トレイル50㎞出場。シーズン初めにしてはまずまずの走り。自分の走りに集中し、総合7位、7時間55分39秒。
近所の里山で走り込みの日々。できる限り標高差を稼ぐために階段を多用した。
初の100マイルを控え、予行演習として、7月初旬、第1日目15㎞、第2日目20㎞、第3日目50㎞の3日間連続レースOSJのキングオブ志賀野反に出場。
最終日50㎞では、己の心身に進化を感じ、感動しながら走ることができた。結果、17位、7位、7位、3日間総合では3位に輝く。
ここまでUTMBの準備としては順調に進んでいるかのように思えた。しかし、直後、気の緩みからか、イベント中、川で足を滑らせ転倒、肋骨を強打。1か月間、痛みで走るトレーニングゼロに陥る。せっかく作り上げたコンディションが音を立てて崩れ落ちる。自転車で体を動かし続けるも、待ち構えるのは、ハセツネ(72㎞)でも100㎞でもなく、160㎞=100マイル。人生初の経験。
一世一代、大舞台に向けて、全くの調整不足のままヨーロッパへ。
結局ランニングを再開できたのは、大会2日前、現地での山間コース下見だった。痛みはなかったが大きな不安のまま、スタートを迎えることとなった。




