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勝負の罠
TEVAの一員として臨むことになったプロ2年目。
5月OSJハコネ50K、10月ハセツネに出場。当然目標は共に優勝。
”絶対勝つ”
意志だけが先走り、日々歯を食いしばる。家計は極めて厳しいながらも節約生活でなんとか遠征費を捻出。箱根、ハセツネともに全コースを試走し、トレーニングはもちろん、できる限りの準備をして臨んだ。
そして結果は、
”惨敗”
共に、目標には遥か及ばず総合20位程度。前年同様、絶対に勝たなければならないという緊張のあまり、大会前は一睡もできず。どうしたらいいのか。解決の糸口は一向に見つからない。
結果を求めれば、結果が逃げる。この悪循環。
”早くハセツネで優勝して楽になりたい、辞めたい”
それが本音だった。勝負の罠にどっぷり嵌った。




