表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/10

出会い

私は美紀みきと話した後、教室に戻るため廊下を歩いていた。


美紀みきは先生に話があるため、職員室へと行ってしまっていた。




闇優衣やみゆい



私の背後から私の名前を呼ぶ声が聞こえた。


振り向くと、男の子が立っていた。




「・・・誰?」



私が問いかける。



「俺は2組の奈良井和ならいかず



2組は私が3組だから隣のクラス。




「・・・で。その奈良井ならい君が私に何の用?」


「俺と付き合え」


「は?」




付き合うって・・・。なんで?




「どうして?」


「好きだからに決まってるだろ」




私のことを・・・好き?




「なんで好きなの?」


「は〜??お前意味分かんねーぞ」


「私だって・・・」



「私だって分かんないわよ!ばか!!」




私はその場から逃げ出した。



そして自分のクラスのドアを思いっきり開けた。




な・・・!


なんなのよあの人!!




私はクラスに入った。




「ゆ・・・優衣ゆい・・・?」



私はクラスを見渡した。



クラスのみんなは目を丸くしている。




「ど・・・どうしたの?みんな・・・」


「ゆ・・・優衣ゆいが・・・あの落ち着いた優衣ゆいが・・・」


「な・・・なんなのよ・・・何が言いたいの?」




優衣ゆい可愛い〜〜♪」




みんながいっせいに抱きついてきた。



・・・え?え??


なんで??



優衣ゆいのあんな一面すっごく可愛い♪」



・・・可愛い?



あんなところが??



・・・ま。いっか。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ