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8・おやっ?あの娘の様子が…  (サイラス視点)

皆さんおはようございます☀


これは完全趣味です(*^^*)

目をつけられた回で王子が何故大笑いをしたのかが書きたくて…

読まなくても話は繋がります。


「振り向きもしないのか」


馬車を降りると友人の声が聞こえてきた。


「リヒャルドそこで何をやっている?」


見覚えのある赤髪を見つけ近寄ると、いつも仏頂面の男がニヤついているのに驚いた。


「嬉しそうだな、何かあったか?」


「いや、別に」


そう言って、また何かを思い出したようで顔が緩みだす男は本当に私の知ってるリヒャルドか?


「教えてくれてもいいじゃないか」


無気になって聞いてしまった。王子としてあるまじき行為だが、こいつがここまで笑うのだ。気になるだろう…


「面白い女がいてな…」


女?珍しい。いつでも筋トレばかりで女の事なんて見向きもしないやつが女の話をするだなんて初めてではないか?


「良かったな」


「そんなんじゃない」


こいつに春が来るかもしれないと思うとなんだかこちらも嬉しくなった。


――――――――――――――――――――――――――――――――


珍しい毛色。初めて彼女を見た時、そのくらいの印象しかなかったが今はどうだろう。

私の目の前でスヤスヤ気持ち良さそうに寝る彼女。しかも半目半口、ヨダレまで垂らして… いけない。今は新入生代表挨拶中。笑ってはいけない。しかしまあ良く寝る女だ… リヒャルド、私も面白い女見つけたよ。



*乙女ゲームだとこの時、マリアが起きていれば王子との出会いイベントがありました。

―――――――――――――――――――――――――――――――


本当はこうだった入学式エドワードとの出会いイベント(エドワード視点)



久しぶりにマリアに会える。それだけじゃない、毎日一緒に学園に通えるなんて楽しみしかないじゃないか。今日も本当は一緒に行きたかったが、まだ婚約もしていないのにしつこくして嫌われたくない。


「やめて下さい」


マリアの声?何処だ!

校門を過ぎた所でマリアが二人組の男に絡まれていた。


「やめろ!アリアを離せ!」


「チッ男が居たのか、行こうぜっ」


庇うように間に割って入ったが、相手が引いてくれて本当に良かった。


「マリア大丈夫か?」


「ええっ、ありがとうエドワード」


「いや、お前は俺が守るから」


今はまだ言えないけどいつか君に好きだと伝えるよ…



*しかし、今回のストーリーでは入学前に婚約を断られてしまった為、振られたと思い、ビビって声を掛けられないでいたエドワードだった。






いつも読んでいただき、ありがとうございます。




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