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11・どうやら野外授業があるようです


只今、3人でお食事中。

全学年兼用スペースのレストランが完備されていて、そのメニューの豊富さに驚いた。


今、一緒に食事をしているのはエマさんとなぜだか裏切りビビリことエドワードだ。この頃エマさんと2人で食事を楽しんでいるとちゃっかり現れて、隣に座る。なんて図々しいやつなんだ。あの時の事 許してねぇーからな?


「マリア、口にケチャップ付いてるぞ。お前慌てて食いすぎだ」


最初のうちは私がこぼしたり、食事を全て平らげたりすると ほんとにこれが俺の知ってるマリアか?別人か?などとぶつぶつ言っていたが、最近はこんな私に慣れてきたようだ。


あっ!そういえば…すっかり忘れていたが私、もう1つ女神様からギフト貰ったんだった。


ふと思いついたから隣に居るビビリに使ってみることにした。ジュースを飲みつつ小さな声で「鑑定」と唱える。


ブハァーッ!


「きったねぇ、お前何やってるんだよ!」


「ご、ごめんなさい」


エマさんが無言でハンカチを渡してきた。

やっちまった。口からオレンジジュースを噴射してしまった。

エマさんごめんよ~ハンカチは洗って返すから。

だってさ、鑑定スキルが思ってたんと違かったんだよ。もっとさ、得意な技とかレベルの数値とかそんなんが見えると思ってました。まさか 好感度パラメータとは… マジいらねぇー しかも何にもしてないのにビビりのパラメータが半分以上色付いてた事に驚きを隠せない。昔と違う私を見て引けよ、なんなんだよこいつ。しかも今のでまた少しだけ上がった… 訳わからん。エマさんにも鑑定使ってみたら友情パラメータが出ました。半分よりちょっと下のパラメータがさっきので少し下がりました。エマさん貴女が普通よ。



「おや?ここで会えるとはラッキーですね」


「また会ったな」


声がする方に顔を向けるとそこには蛍のケツと校門野郎の姿があった。


「ご一緒しても?」


エマさんもビビリも無言でコクコク頷いている。

そりゃそうだ。急にこの国の第1王子が同席を求めてきたら断れる貴族なんているのだろうか…これはある意味脅しだ。


「ええっどうぞ」


まさかこの2人が仲が良いとは、王子の側近ってやつか?


「随分楽しそうだね。どんな話をしていたんだい?」


えっーそんな事王子が気にする?当たり障りのないようにどの食事が美味しいとか選択科目どれにするかとかそんな話をしたと伝えた。


因みに隠れてこの2人にも鑑定使ってみました。やっぱり好感度パラメータで2人共ちょっと上がってた。このパラメータ甘く判定してないか?鵜呑みにするのはやめようと思った。



「今日は君たちにお願いがあって来たんだ」


数週間後に騎士科と魔法科 合同の野外授業があるそうだ。騎士科3名魔法科3名でチームを組み低級の魔物討伐を行う簡単なものらしい。その時、チームを組んで欲しいとの事だ。う〜ん、リスクしかない。どうやって断ろうかな…


「先生に頼まれてしまったんだよ。アッシュくんと組んでほしいとね。私1人で彼を見きれるか心配でね」


アッシュくん?


「ああ、アッシュくんとは唯一闇属性だった彼だ」


「組みます!!組ませて下さい!」


座ったまま直角に頭を下げた私を見て、蛍のケツが放心状態。校門野郎は笑ってるし、ビビリはきょどっている。エマさんだけは満面の笑みを崩さない。えっ?私何か変なことしました?


少したって放心状態から回復した蛍のケツが よっ宜しく頼むよって言い残してそそくさと逃げていった。


あれっ?もしかして嫌われた?机の下で小さくガッツポーズ。



その後、2人に根掘り葉掘り聞かれたせいでどっと疲れちゃってその後の記憶は曖昧だ。まぁいっか





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