目次 次へ PR 1/63 桜、楓花、カメリア、ひまわり ――剣があり、魔法があり、神々が見守る世界。 王の住まう城や、国境を守る砦があり、町を出れば深い森や洞窟が広がる。 そこには魔物が棲み、竜は空を舞い、妖精は人知れず大地を見守っている。古代の遺跡には忘れられた財宝や失われた技術が眠り、人々は神々へ祈りを捧げ、その加護を信じて暮らしていた。 ある国には、十五歳を迎えた若者が「はじまりの神殿」を巡礼する風習があった。 そんな世界に、四人の少女がいた。 桜。楓花。カメリア。ひまわり。 これは、四人の少女が紡ぐ、剣と魔法の叙事詩である。