夢での自己紹介
短いって?眠いんですはい
「痛ッ!!」
考え事をしながら歩くのはやはり、危ないからやめとくべきだったか。
大きな木に顔面から衝突し、そのまま倒れて独り言を呟くーー
「ーーところでここは……どこだ」
「う~ん……どこだろうね?」
「ほんと、どこでしょう……って、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
独り言のつもりで話していると、足首まである白色のワンピースに、紫色に光っていて膝まで伸びている長い髪の女の子が、秋の傍らに立っていた。
この子確か……ワイバーンと戦っていたドラゴンのマスター?
どうしてあのドラゴンが付いていないんだ?
それにさっきからワイバーンを見えない。
「そんなに驚かなくてもいいじゃない!そんなに私のことが怖いのかしら?」
「いや、普通に独り言を言っている最中に、横で聞いていたらビビるでしょう普通」
しかも、あのドラゴンの主となればもっと怖い。
あんなに巨大な炎を出せるドラゴン、もう一度あったら恐怖で気絶してしまうだろう。
「ところであなた、名前はなんていうの?」
「あぁ、そう言えば自己紹介がまだでしたね……私は秋。ワイバーン、八岐大蛇、バハムートの主です」
自分の能力でできた?銃をくるくるっと回しながら紹介する。
「それじゃあ私の番ね!私はマナ……ううん、マーシナの友達の花落!よろしくね」
お互いに自己紹介を済ませ、色々と話をしているうちに大体把握してきた。
お互いの主同士は恨みなどまったくもっておらず、何が起こったか理解できていないということ。
それと、探楽については何も知らないこと。
最後にーー
「--記憶が混ざっていること」




