表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方龍獣録  作者: 秋
機械龍=マシーナ
26/43

一瞬の判断

「【龍化】駆逐モード。目標ワイバーン。今すぐ処理します」

「オロチの3倍は、大きいサイズのドラゴン……大きすぎる」

私が持っている【龍化の種類】は、3つ。

移動モード、飛行モード、そして駆逐モード。

駆逐モードは、機械の鋼鉄部分を表面に出すことにより耐久力を底上げし、武装で攻撃する最強のモードである。

「さて、ワイバーンよ、早く龍化しろ。そして堂々と勝ち、ゆっくりとひき肉にしてやるよ」

物凄い気迫……本気でワイバーンを殺そうとしているのか。

しかし、普段温厚……稀に怒るが、普段優しい怒りのワイバーンが、物凄い怒りをあのドラゴンに向けて放っている。

「あれ?機械龍なのに知らないのですかぁ?龍化すると判定が大きくなり、行動速度も遅くなるんですよ?」

あれ?そうなの?ワイバーンの速度は上がってる風に見えたけど……

相手のドラゴンが言った言葉、【駆逐モード】……つまり、普段ワイバーンは、速度重視の龍化にしてるのかな。

「一撃で仕留めさせてもらう……スペルカード……【龍符・龍核】」

「スペルカード!?まさか……ッ!秋様!」

「え……?」

機械龍がだしたのは、大きな炎の塊。

最初から狙いはあの人間。

従者として従ってるなら自滅、そうじゃなくてもワイバーンは自ら炎の塊に突っ込まなければならない。

「これで……終わりだ。ワイバーン」

自分から当たりに行くしか……いや、ダメだ。

マシーナの襲撃を防いだとしても、探楽の襲撃を防ぐことができない。

もう躊躇ためらってる暇はない!【アレ】を使うしか!

「と……もど……ッ!!」

何を言っているかよく聞き取れなかったが、ワイバーンは何かを使ったと自分は思った。






「一撃で仕留めさせてもらう……スペルカード……【龍符・龍核】」

「間に合えぇぇぇぇッ!!」

機械龍がだしたのは、大きな炎の塊。

そしてワイバーンが投げてきたのは、相手のドラゴンがマスターと呼んでいた人物。

従者として従ってるなら自滅、そうじゃなくても私は自ら炎の塊に突っ込まなければならない。

しかし、それを回避する方法は一つだけある。

まず、マシーナのマスターを掴みー投げる。

そうすることにより、マシーナの出した炎の威力を恐らく本人が弱めてくれるだろう。

そして、秋様には痛い思いをしてしまいますが、玉突きのように秋様を炎の範囲外にだす。

これにより、マシーナは、自ら炎に当たらなければならない。

ーーゴンッ!

実際にはなっていないが、見てるこっちが痛くなるようなぶつかり方をしたのである。

「マスターッ!」

ワイバーンの予想通りにマーシナは動かされ、炎に当たりに行く。

刹那、一瞬音が消え、爆風に覆われ飛ばされそうになる。

秋様のいた場所は、煙で何も見えなくなっている。


煙が晴れ、秋様の場所に行き、マーシナを警戒する。

「「ううぅ……ん」」

「秋様!?」

「マスター!?」

両者ドラゴンの主は、頭を強く打ったのか、頭を抱えながら唸っている。

「何があってもマスターの命の方が重要……【移動モード】」

マーシナはみるみると形を変え、変え終わったと思った頃には何も残っていなかった……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ