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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

幼女信仰~ロリアムール学派の興隆~

作者:魔剣士リロ
最新エピソード掲載日:2026/06/28
※冷凍庫を用いた処刑を免れる為、(心が)病める時も健やかなる時も、かの運営様が設定なされた不可侵の掟(利用規約)に従うことを誓います。
※世界の宝である幼女を大切に思わない不信心者の方は閲覧をお控えください。

 ある男が嘆いた。
 幼女を傷つけて何が愛か。幼女への真なる愛とは、彼女達がいかなる時も笑って暮らせるようにすることである——。

 時は皇歴1050年、相次ぐ戦乱で荒廃した神聖コントール・プラグリオン帝国(通称、神聖コンプラ帝国)では、幼女信仰が行われていた。

 曰く、純粋無垢な幼女はこの世で唯一穢れのない存在であり、神の力を有する。しかし、純潔を失うと同時に神の力――神聖力——は抜け、不浄なる「オトナ」になるのだ。
 唯一神イェラより力を賜り、神聖コンプラ帝国を建国し、約一万人の女性を手籠めにした初代皇帝の言葉である。

 コンプラ帝国の学者は、理論研究に勤しんだ。
 彼らは、神の力がいつ、どのように幼女から抜けるのか、数世代にもわたって議論した。最も有力な説は、破瓜の際に流れた血に神聖力が含まれており、血が外気に触れた瞬間に霧散するというもの。

 その学説により、神聖コンプラ帝国ではある言説が広まる。
——「一万人分の破瓜の血を直接浴びた者は、神の力を得る。」

 この言説を信じた者は多かった。戦乱による治安の悪化も災いし、コンプラ帝国では各地で誘拐集団が跋扈することになる。

 そんな混沌とした世界にも、希望はあった。
 真の信仰と愛を持つ男が立ち上がったからだ。

 その名を、ロリアムール・コントール。
 神聖コンプラ帝国の第九皇子である。

 私は、そんな彼の功績を後世に残すため、これを記そう。
 彼の功績によって、神聖コンプラ帝国の名にちなんだ近代的な「コンプラ」意識が確立したことは言わずと知れている。
 しかし、そんな彼の事績を記すために、彼が確立した「コンプラ」が障壁になろうとは、何たる皮肉であろうか。
 「歴史文豪」と呼ばれたこのゼッタイ・マモルンがコンプラを絶対に守れているかどうか、読者とウロナ民主主義人民共和国の司法に委ねたい。
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