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来年の学校  作者: たかげるげ
第三章 新制度3年目

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43/45

43話 再会

 西中1年1組 丸山友理奈

 前期中間テストまで、あと一週間。初めての定期テストになる。テスト一週間前から、部活動や委員会活動は停止になる。西中も東中もテストの日程は同じ。問題も同じらしい。久しぶりに、愛と一緒に帰ることにした。

 愛と部活やテストの話をしながら帰っていると、同じくらいの年齢の私服の女の子二人組が前から歩いてきた。二人とも、知っているような気がする。

「あ~、友理奈じゃん」

 ショートカットで日焼けしたあゆみだった。その隣の女の子は少し気まずそうに視線を逸らす。

「あゆみ、久しぶり、えどこの中学なの?」

 

 西中1年1組 真中愛

 テスト前は走れなくて、体がなまりそうだ。友理奈に誘われて一緒に帰ってみたら、前方からどこかでみたような、みていないような二人がいた。どちらも第二小で見たと思う。あの窓の大きな部屋で。

 「二人とも、どこかで会ったことあるような。第二小のあの窓の大きな部屋で」

友理奈は、あゆみという子との再会に盛り上がっている。あゆみの隣にいる気まずそうな子は答えた。

「もしかしてサポートルームいた? 真中さんだっけ?」

「よく覚えているね、私名前聞いてなかった」


「国際未来学園って学校なんだ。私服で自由な学校。美月とは同じクラスなんだ。二人は西中なの?」

 あゆみが言った。

「うん、西中で同じクラス。美月……あの時……」

 友理奈はあゆみの隣の子に呼びかける。

 小学校の時、何かがあったようだ。

「何だっけ、覚えてない」

 美月は視線をそらしたままだった。

「でも、まあ……いいよ。今楽しいから」

 美月はそう言って、顔を上げた。

 

 


 

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