41話 教科書配布 西中1年7組(個別支援級)佐伯千尋
タブレットの中が、僕の教室。今日は教科書配布などの学校生活の説明を聞く。
他の1年生の生徒たちは、体育館で説明を聞いている。僕は小さな教室で、タブレットに写っている体育館での説明を聞く。
小学校の時からこんな感じ。僕は勉強は好きだけど、大勢の人の中では具合が悪くなる。普通級の授業に参加したり、個別支援級の活動に参加することもあるけれど、学校生活の多くは、タブレットで普通級の授業を聞いている。
中学校生活の説明、朝は8時45分からと小学校より少し遅く始まって、小学校より遅く終わるとか、教科ごとに先生が違う教科担任制とか、年間予定とかのどこの中学でもありそうな説明のあと、部活動についての説明があった。
部活は基本的に西中と東中合同で行うと、学校群が始まる前から、少しずつそうなっていたらしい。少子化とさらに部活に入る生徒も減っていて、一校では存続できない部が多いからそうなったと。僕の兄は中3だけど、授業が終わったら部活のために、東中に行かないといけないっていつもぼやいている。サッカー部はグラウンドが広い東中固定だとか。他の部もどちらかの学校に固定したり、月替わりだったりいろいろ大変らしい。僕は部活まではできないから関係ないけれど。
説明を聞いていると、タブレットの隣に教科書が置かれた。教科書は基本ロッカーに置いたままでいいということだった。教科書やドリルの内容はタブレットに入っている。タブレットも教室に置いたままで、移動教室の時には持ち歩くが、学校に置いたままにしてほしいとのこと。宿題や復習は家にタブレットやパソコンがある人は、そこからできると説明があった。荷物少ないんだな。部活で移動する生徒にも配慮しているんだって。荷物少ないのは嬉しいな。




