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来年の学校  作者: たかげるげ
第二章 新制度2年目

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37/42

37話 PTA会長任期満了 第一小PTA会長 佐伯昌子

 PTA会長としての最後の定例会が終わった。今年最後の定例会だけではない。7年間務めたPTA会長としての、最後の定例会だった。

「それでは、今年度最終の定例会を終わります。お疲れ様でした」

 副会長が定例会の終了を告げた。

「皆さま、少しお待ちください」

 円城寺さんがそう言って、ホワイトボードの後ろの倉庫の扉を開けて、何かを取り出した。それを抱えて私に近づく、

「佐伯会長、7年間お疲れ様でした」

 花束だった。びっくりした。まさか花束がもらえるとは思わなかった。

「ありがとうございました。上の子から7年間PTA会長を務めさせていただきました。千尋のことで急な欠席等ご迷惑かけましたが、みなさんの支えで最後までできました。来年は下の子が第三小に行くことになったので、一保護者としてかかわっていきたいと思います」

 温かく最後の定例会を送られた。感慨深い。

 あとは卒業式に出るだけ、といっても千尋も卒業生だから、他の保護者と席が違うだけ。これからどうしようかな。第三小でもぜひPTAをと言われたけれど、違うこともいいかな。少しパートにでも出れらるかも。


<PTA役員 円城寺清香>

 最後のPTA活動が終わった。うちは清隆だけだから、本当に小学校最後のPTAだった。職員室にPTAの部屋の鍵を返しに行くと先生に呼ばれた。

「円城寺さん、6年間お疲れさまでした。これ、第三小のPTAの皆さんからです」

 小さな箱を渡された。かわいい、プリザーブドフラワーが入っていた。

 私にも何かあるとは思わなかった。

 これからどうしようかな。そんなこと思いながら家に帰ると、

「町内会役員選出のお知らせ」

 ポストに町内会からの手紙が入っていた。あ、来年度町内会役員が当たっている。


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