《ここは誰、私はどこ?》
目覚めたらどこかにいた
それは見たこともない景色
だがまだまだこれから色々な景色をみていくだろう
大丈夫きみたちはまだ生きている
ファヴル
「今年も豊作だぞー」
豊かな田園に昆虫米が鮮やかに輝いている
この地方では主食となっている米は
品種改良により雨や雪が降っていても
毎年豊作になっている
「ん?お、おいあれ」
田園のど真ん中に大きな穴が空いている
穴の中には五つ六つの子供達が倒れている
「お前達、大丈夫が!」
「こ、ここは」
気づくとベットに横たわっていた
辺りを見回すと麦茶と翔吾がいる
人数が少ない
たか姉を含めた5人がいない
窓から外を見るとたか姉が誰かと一緒にいる
「おーい、たか姉!」
聞こえていない
もちろん窓は空いていない
部屋を出てたか姉のとこに行く
「たか姉、大丈夫だったか?」
「大丈夫大丈夫ここの人達が優しくしてくれたから」
たか姉の隣に居たのはなんとゴブリンだった
「あ、異世界転移したのな俺ら」
「そ」
なんとも普通である
もう少しまともな反応はできんのかと思いながら
物語は進む
「おーい!」
奥から武装したゴブリンが走ってくる
「大変だ!と、隣町のギルドが襲ってきたぞ」
息を荒げながらたか姉に報告する
たか姉は難しい顔をしてから
「よし、俺がなんとかする」
「そんなの無茶だ!
アイツらは子供でも容赦はしないんだぞ?
それに一人で立ち向かうのはやめてくれ!」
年取ったゴブリンがそういってこちらに来る
多分村長だろう
するとさっき出てきた建物から麦茶と翔吾が出てくる
「話は後だ!おれが奴らを狩ってくる!」
「たか姉、おれじゃなくて俺らだろ?」
ドラマくさい
そう思いつつ照れくさく言ってみる




