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我流で戦うオジサン
今、俺はダンジョンの前に相棒である鋸ナタを持ってダンジョンを見ていた
当たりが、一時的な静粛性を持つ
ダンジョンの禍々しい雰囲気が、俺の気分を高揚させる
ぽつりと呟く
「コレが、ダンジョンか...」
身体が、自分の意志と関係なく動く
そうして俺はダンジョンに潜っていった
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俺は、孤児だった
親の愛も知らないし
家族の温もりも知らない
ただ、友がいた小学校、中学校そして高校
もう腐れ縁としか言えないようなヤツだった
アイツ
だが、ソイツに俺の全てを奪われた
恋も
信頼も
仕事も
友も....
今やアイツは、世界中で出現しているダンジョンの日本トップランカーだ
俺はアイツの何倍も劣っている
外見、性格、機転、スポーツ、勉学
全てにおいて劣っていた
株価投資で貯金は貯まる
酒、女、本、スポーツ、アトラクション
刺激を求めていた
だから今いる
ダンジョンの前に...
俺はいた




