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続李英風伝奇  作者: 東武瑛
4/5

女達の解放

李は用心深く集落に近ずいて行った。小屋まで来て中を見ると男が1人いた。また数人の女達が食事の用意をしていた。

暫くすると男達が小屋に入って来た。

「並べ」1人の男が偉そうに言う。小屋に入って来た男達が並ぶ。女達が粥の入ったお碗を配っていく。「食ったら、すぐ仕事だ。急げ」男が命令する。やがて食事の終わった男達は小屋を出て行った。

李は小屋の戸を開け、1人になった男に飛び蹴りを食らわせた。男はもんどり打って倒れた。

「ありがとうございます」女達が李に礼を言う。

「街の人達ですか?」李は女に聞いた。

「はい。数日前、山賊に襲われ子供達を残して、ここに連れて来られたのです」

「男の人達は?」「石切場で働かせられています」李の問いに女の1人が答えた。

「わかった。石切場に行ってみよう。皆さんは街に戻った方が良い」「わかりました」女達は小屋を出て行った。

李は石切場に向かった。

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