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女剣士
「おい。山に行くのか?」
「そうだ」李は答えた。
「山に入る事はできない。引き返すんだな」
男が言った。
「何故だ」李が聞く。
「理由など無い」そう言いながら男は李に掴みかかって来た。
李が身をかわす。そこに女が入って来た。
女は剣を抜き男を切り捨てた。
女は李を一瞥して去って行った。
山小屋
男達が酒盛りをしている。男が駆け込んで来た。
「見張りが1人切られました」
「どんな奴に殺られた」ボスと思われる男が聞いた。
「わかりませんが相当の武術の達人と思われます」「様子を見に行った時は死んでいました」
「フム」「よし二人で茶店にいろ」「客が来たら、1人は知らせにこい」