98時間目「超進化を越える力」
一刀「突如現れた神を名乗る皇が麗羽の体を乗っ取り攻撃を仕掛けてくる。迎え撃つドラグーンナイツだが麗羽とは思えない力の差に超進化を消されてしまいドラグーンナイツは全滅してしまった。そして俺は麗羽に頭を捕まれて死を覚悟したとき兄貴(孤狼)、飛琳先生、愛紗達フランチェスカの生徒、鳳賀・九龍、元デスドラゴンナイツのみんなが地球を守るために駆けつけてくれたんだ! 」
麗羽が両手を上にあげると
ゴゴゴッ…!!
麗羽の両手から黒い塊が現れた。
それを見たみんなは
桃香「華琳さんあれはなんなんですか? 」
華琳「私が知るわけないでしょう! 」
孤狼「だが一つ言えることといえばあれがすごくヤバイってことだぜ 」
孤狼が恐ろしいと感じてみんなが黒い塊に恐れを抱くなか
麗羽「この塊に興味があるようなら教えてやろうこれは我が奥義『黒惑星破壊弾』だ。これを我が放てばこの地球は粉々に粉砕される。もうこんな地球なんて興味ないからな! 」
バンッ!
麗羽が言うと
蓮華「地球を破壊するだと!? 」
月「そんなことすればあなただって無事ではすまないんじゃ 」
月が言うと
麗羽「愚か者め!我は宇宙空間でも生きられるのだ。だが地球人である貴様らが宇宙に飛ばされればみな死んでしまうからな、精々その場で無事を祈るよう念仏でも唱えておくがよい 」
ゴォッ!!
麗羽は宇宙から地球を破壊するため宇宙空間に行こうとする
孤狼「バカ野郎が!そんな話聞かれて黙っていられるかよ! 」
飛琳「絶対に阻止してやる! 」
ビュンッ!
飛琳と孤狼が麗羽を止めるべく麗羽の元に向かっていく
孤狼「『狼闇波弾』! 」
飛琳「『焔龍撃』! 」
ドカカッ!!
二人は同時に技を仕掛けるが
麗羽「愚か者めが! 」
スッ
麗羽は片手で黒い塊を持ちながらもう片方の手を孤狼達に向けると
麗羽「『正義滅殺砲』! 」
ドカカッ!!
麗羽は二人の攻撃を打ち破り、二人に攻撃を放った。
孤狼「ぐほっ!? 」
飛琳「がはっ!? 」
ヒューッ!!
そして破れた二人は墜落していく
卑弥呼「こっちに来るのじゃ〜! 」
貂蝉「私達が受け止めてあげるわん♪ 」
ガバッ!
二人を助けようと貂蝉と卑弥呼が構えるが
サッ! サッ! ドシンッ!
二人は貂蝉と卑弥呼を避けて落ちる道を選んだ。
貂蝉「何で避けるのよん! 」
卑弥呼「恥ずかしがりやじゃのう 」
そういう意味ではないと絶対に思う。
麗羽「無様な人間どもめ!そこで地球が破壊されるのを黙ってみてるがよい! 」
スッ
麗羽は黒い塊を持ったままどんどん上昇していく
鳳賀「飛琳先生と兄貴で勝てないんじゃあもうあいつを止めることはできないかもな!? 」
九龍「というか俺達空飛べない 」
もはやみすみす地球が破壊されるのを黙ってみることしかできない地球人達
一刀「(くそっ!俺が超進化さえできれば…) 」
一刀達ドラグーンナイツは超進化の力を奪われているため超進化できない。
たてえできたとしても皇には勝てないことは一刀はわかっていた。
だがそれでも何もできない自分の無力さを痛感していた。
そんなとき
ドクンッ!
(力が欲しいか人間よ)
一刀「(誰だ!?誰が俺に話しかけてるんだ!?) 」
一刀の心の中に誰かが話しかけてきた。
光龍「(お前と話すのは初めてだったな。我は光龍、お前に力を貸しているものだ) 」
何と!?一刀に話しかけてきたのは光龍だった。
光龍「(この地球を破壊されたくなければ力を求めるのだそうすればお前は更なる力を手に入れられる) 」
光龍が言うと
一刀「(でも力をくれるったって超進化の力は奪われたんだぞ!どうすれば…) 」
一刀が弱気になると
光龍「(このたわけ(馬鹿)者が!我はお前がいずれこの地球のみならず別世界をも救ってくれるだろうと思ったから力を貸したのだ。この我を失望させるでない!) 」
ドドンッ!!
光龍が一刀に怒鳴ると
一刀「(そうだよな、相手の強さにビビるなんて俺らしくないな。力を貸してくれ光龍!この地球を守り、あいつを倒す力を!) 」
一刀が光龍に言うと
光龍「(よく言ったぞ人間、いや一刀よ!我が力を受けとるがよい!) 」
パァーッ!
そして光龍から一刀に力が送られていく。
この時、回りから見た一刀の様子は
桃香「一刀くん何かぶつぶつ言ってるけどどうしたんだろう? 」
回りから見た一刀はぶつぶつ独り言を言ってるようにしか見えなかった。
そして光龍から力が送られてくると
パァーッ!
桃香「うわっ!? 」
一刀の体がいきなり光り出した。
一刀「ウォーッ!! 」
そして一刀が叫ぶと
パァーッ!!
光の球体が一刀を包み込んでいき
パキパキンッ!
球体が卵のように割れていくと
ジャーンッ!!
球体の中から上半身は白い鎧に覆われ、足は獣の鎧、背中には紅い翼と白いマント、両手には剣と銃を構え、顔は白い聖なる兜で隠された一刀が現れた。
その光り輝く姿を見たみんなは
桃香「きれい/// 」
華琳「輝いてるわね/// 」
蓮華「眩しすぎて(まぶしすぎて)とても見られないな/// 」
月「へぅ〜、かっこよすぎです〜/// 」
光り輝く一刀の姿に顔を赤くするものもいた。
一刀「(凄い!全身から力が皆ぎってくるぜ!) 」
この一刀の形態は超進化を越えた存在、名付けて究極進化である。
スッ!
一刀は麗羽が飛んでいった上空を見上げると
一刀「待っていろよ皇! 」
バサッ!
一刀は背中の紅い翼を広げて
バシュンッ!!
一瞬で飛んでいった。
桃香「一刀くん… 」
蒼魔「あとは頼んだぜ一刀! 」
その頃、宇宙空間では
麗羽「とうとう宇宙空間に出てきたようだな。しかしホントに地球は青いものだな 」
麗羽が宇宙から地球を見ると(麗羽が宇宙でも生きていられるのは皇が乗り移っているからである。)
麗羽「さてとそろそろ地球を破壊させてもらうとするかな 」
ゴゴゴッ…!!
麗羽が黒い塊を地球にぶつけようとしたその時!?
キィーンッ!!
麗羽「何だあれは? 」
一筋の光りである一刀が麗羽に迫ってきた。
麗羽「バカな!?地球人が宇宙空間にこられるはずがない!? 」
宇宙空間には空気がないので宇宙服を着ないまま宇宙に出ると息ができなくて死んでしまうからである。
ピタッ!
そして一刀は麗羽の前に立ち止まると(一刀が宇宙空間でも生きていられるのは気で体を覆っているからである)
一刀「そろそろ決着つけようぜ皇! 」
バンッ!
一刀は麗羽の前に立ちはだかった。
麗羽「貴様!?なぜ超進化しているのだ!?超進化する力は我が封じたはずだ! 」
麗羽が言うと一刀は
一刀「あいにくだがこれは超進化を越えた力、究極進化だ!お前の封じた力なんて効かないんだよ 」
一刀が言うと
麗羽「フフフッ。おもしろい 」
シュンッ!
麗羽は黒い塊を一旦消すと
麗羽「相手をしてやるぞ目障りな地球人が! 」
スッ
麗羽が構えると
一刀「お前は俺が絶対倒してやるぜ! 」
スッ
一刀も構え出した。
この時、ついにデーヴァ編が最終決戦を迎えようとしていた。
一刀「一刀だ。俺は麗羽と互いに宇宙空間で死闘を繰り広げていた。待ってろよ麗羽、口うるさいお前だが必ず助けてやるぜ!次回、『決戦 究極騎士VS神』お前は俺が絶対倒してやるぜ! 」