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高校生戦争

過去の私は、未来の私がわからない。


でも、必死になって未来を変えることはできる。自分が変わろうとすれば。


そして、未来の私は、過去の私がわかる。振り返ろうとしてしまう。戻りたいって考える。


最初から結果がわかっていたら、きっと、変わるものを変えることができるが、その時のための生き方をするくらいだったら、きっと私たちは、そんなこともしないし、希望を求めたりしないだろう。


この物語は、私たちの青春を変える話である。



それは…


見ないふりをすればよかったんだ。知らないふりをしてればよかったんだ。


と思っていた。平凡な毎日を送れればと。卒業する前まで。


それなのに私は…



今、思い立てば、きっと、私たちが変わるきっかけが私の未来を変えたと思う。そして、友達を救ったことで、未来は明るい。自分を犠牲にして救ったことで未来は…



あの時、助けたかった。


でも、勇気がなかった。自分に回ってきそうで。


これは、高校生通しの戦争だ。


時は遡る…


中学2年生の時のことだった。


平凡な毎日だった。友達がいて馬鹿話をしたり、授業中寝たりと。楽しかった。


しかし…


戦争は始まった。きっかけは、私たちのグループのリーダー的存在がクラスの地味な子を対象に繰り広げるものだった。最初は、その子の物に落書きさたり、その子の机の上に悪口を書いたり机を窓の外から投げたり、黒板消しでその子の服を汚したり、ゴミ箱に入れたりトイレに入った時に水を上からぶっかけたりとどこにでもあるようないじめだった。まだ、よかった。


しかし…


日々、だんだんとエスカレートして行き、それはいくらなんでもと言うようなことをやり出した。


それは…


身体に傷をつけること。蹴ったり踏んだり。そのほかにも、目のところにあざを作り、その子の顔に落書き。縛り付け、そのまま、放置して帰ったりと。階段から突き落としたり。その子がボロボロになるくらいまで、やり続ける。


次の日から彼女は学校に来なくなった。すると、迎えまで行く。裏の顔を隠し、

「早く行こう!」

と誘い、登校する。でも、また、顔を変える。

「誰かになんか、された、とか、言うんじゃねぇよ。」

と。勿論、彼女に対しての被害は強い。彼女を破壊する。本当にボロボロに。さらにさらに、彼女を縛り付け、蹴ったり蹴ったり。彼女の服を切ったり、靴を履けないようにしたり。あり得ないことまで。


このいじめから抜け出すことは、できない。

ターゲットが変わらない限り。彼女が消えない限り。


私は、表面上のことしか、知らなかった。私のいるグループの8人中3人だけでやっていることだった。学校では、落書きしたりトイレの水をかけたり窓から彼女の物を投げたりするいじめだから。


でも、私は知ってしまう。彼女たちの本当の顔を。




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