表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
43/60

教えてくださいっ。静馬です。小説ってどう書いたらいいんですか(涙)


 それから、ミルク少女は私の家にちょくちょく来るようになっていた。私と言ったら、さっき、「マンダム」という歌を録音してアップロードしようとしたら、書き留めていた歌詞が間違っていて歌えなかったので、アップロードするのをやめるという始末である。というか、アップゎできたところで、誰も求めていない。


 ミルク少女の貸してくれた五万円で、生活に余裕ができたので、ソープランドにでも行きたい。特に、栄町のアラビア館の早朝サービスなんてのは良いと思うが、それとも、金髪のデリヘルでも行こうかな、なんて色々思っているうちに、ドアが開いていて思い詰めたミルク少女が立っていた。


「静馬さん。小説書いているんでしょ」

「うん」

「どんなの?恋愛小説」

「あの、スリップストーム小説みたいなやつ。ポストモダンみたいなの」

「ああ、高橋源一郎みたいなの」

「いや、あの人はたんなるサヨクでしょ。良く知らないけど」

「恋愛小説を書いたほうがいいと思います!」

「えっ、俺、そーゆーの苦手なんだよ」

「あたしがいるじゃないですかっ。あたしだったら何でもしますよ」

「そうかい」

「うん」

「じゃあ、もう五万円貸して」

「わかった」


というと、彼女は


「うんしょ。うんしょ。うんしょ」


と言いながら、ミルクを引いて去ってゆく。私は、この彼女の熱意に負けて、借りた十万円はユニセフに募金することにした。一生懸命、働いて彼女に返したい。しかし、その決意は五秒で裏返り、私は近所の風俗街、栄町へと飛んだ。


(日記パートに戻る)


 「うんしょ。うんしょ。うんしょ」


今日もミルクを運んでますけど、ミルク運んでいない時は何をしているのかというと、ソープランドで働いています。あたし。こう見えてもベテランなんです。


「あのさ。やっぱり、十万円返すわ」


シズマさんは、やっぱり人からお金をチューチュー吸い取るようなクズではなかったようね。で、あたしは


「ソープに行くんならあたしが勤めているところ、タダでできるから、きてね」


と言ったのだった。だって、そっちの方がホテルに泊まるよりも安上がりだから。静馬さんは


「どこでやってんの」

「栄町のアラビア館」

「そう。じゃあさ。そのレポートを小説に書いたら、経費が浮くから、その線で行こう」

「静馬さんって、頭いいわね」

「うん。俺、そーなんだ」

「じゃあ、そういうことで」


 というわけで、私と静馬先輩とのラブラブお風呂物語は、次回、ご期待よろしこ!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ