直り治り
総PV8万超えてました。ありがとうございます。
休日はない事もなくダラダラとすごして終わり、現在は月曜日の朝7時20分、春が起きるまであと数秒というところだ。
「...ん」
目を少し開け、脳が早く働き始めるようゆっくりと行動を開始する。
制服に着替えて1階に降りる。いつもと変わらないルーティン。顔洗って、ご飯を食べて、歯を磨いてってみんなと変わらない行動をしている。
毎朝、女三人衆にわちゃわちゃされるが流石に慣れたものだ。それを軽くあしらっていつものようにお母さんの車に乗りこみ学校まで向かう。
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「じゃあ、行ってくるね」
「気をつけてね春くん!」
学校につき、ここでお母さんと別れる。
登校2日目だからやっぱり見られているが不快感は顔に出さずにそそくさと教室に向かう。
教室の前に行き、扉に手をかけて開ける。
中に入るとみんなが一斉にこっちを見た。
初日と違いなんか空気が重い感じがしたが気の所為だろうと思いながら自分の机に向かう。
席につき、準備を始めたところで気付いた。3人の女子がこちらに向かってきていた。
1人は委員長こと伊織、もう1人は...!?S属性女!!何しにきやがった!!!!??...ん、あともう1人は分からんな...。誰だ?
「一条君、おはよう」
「ん、おはよう伊織」
「あの、少しいいかな?」
「え?何か用あった?」
「私じゃなくて隣にいる美希さんが一条君に用があるの」
「それはここで聞いていいよね?今ここから動きたくないんだ。朝から色々な人から見られてちょっと辛かったからさ」
「ええ、大丈夫よ。辛かったら言ってね?」
「うん、そうするよ。...でところで美希さん?だっけ?どうしたの?」
「...」
「ほら!美希!早く言いなよ!黙ってても一条君分からないでしょ!」
「う...うん」
もう1人の分からん人がS属性美希に促す。
「あ、あの!一条君!金曜日ごめんなさい!!!」
「.......?」
「ゆ、許せないよね...本当にごめんなさい!」
「なんのこと?」
「「「え?」」」
「いや...なんのことで謝ってるの?」
「「「ええ?」」」
「何に対して謝っているのか分からないよ...?」
「い、いや金曜日背が低いとか筋肉がないって言って...それで気を失ったから凄く怒っているのかと思いまして...」
「ふむふむ...なるほどなるほど。君が言った背が低くて筋肉がないのは本当の事だし気を失ったのは俺の心が弱かったからだよ。別に怒ってなんかいないよ?」
「ほ、本当に?」
「うん、別になんとも思ってないよ。本来なら金曜日は帰らなくても良かったしね。大事を見て帰りなって言われたから帰っただけだから。だから大丈夫だよ?これからよろしくねぇ」
にへらぁ〜と笑いながら女三人衆に言う。
「...美希、良かったね。こんな天使そうそういないよ...本当に良かったね...」
「.....うん、本当に色々な意味でありがとう一条君...」
「一条君...本当にあぶないわ...!」
何かブツブツいってるが俺に関係は無いので深く追求はしない。
「とりあえず、みんな仲良くしよ!ね?もちろん教室のみんなもね?」
「「「「「「うん(はい)」」」」」」
と皆が首を縦に振り肯定してくれた。
今日の学校は金曜日よりも遥かに楽しくなりそうだと思いながらHRと授業の準備を再開する春だった。




