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31日の夏物語  作者: Monty
12/28

8月11日

毎年8月15日に、この村では数少ない恒例行事の一つが行われる。


それが、分校の校庭を使って行われる夏祭りである。


人が少ない村であるために、たくさん屋台が出たり花火が上がったりなんてことはないそうだが、村のみんなが集まって中心に社を建ててその周りを踊りながら回ったりなどそれなりに盛り上がるらしい。


直近、しかも8月中にある大きなイベントはこれくらいらしい。


俺と咲は全く同じ情報をつかんできて、お互いにこれしかないと確信していた。


しかし、夏祭りというワードによって脳内補正がかかっていただけで特に若者が人生において一番楽しかったと思えるかといったら否であろう。


この日も2人でどうにかできないかと模索するも、思ったような成果は出ず時間だけが過ぎていった。


日も落ちて少し涼しく感じるようになった夜に、俺は特に何もするでもなく村の中を散歩し始めた。


さすがに道が分かる範囲でだけど...


ちなみに、咲にも誘ったのだが、蚊にさされるから不必要には外に行きたくないと断られてしまった。


真っ白な月が、たくさんの田んぼの中にある舗装された一本道を照らしてくれている。


そのおかげで、懐中電灯などの明かりは必要とせずに済んでいる。


この村の周囲には小さな山、というか丘がたくさんあり小さな盆地のような地形をしている。


俺は、その木々が生い茂るちいさな山の一つから急に歌声が聞こえてきたような気がした。


最初は聞き間違いだと思っていたが、歌声の方向に近づくとどんどんとはっきりしていき、いつしか目の前には月明かりに照らされて自分の思うままに、自由に歌う少女の後姿がそこにはあった。


この歌声を聴いたときにどこか聞き覚えを感じその後姿を見て確証をえた。


それが、あの日以来はじめて聞いた、見た花陽さんだと...

今回もお読みいただき、ありがとうございます!

今日のは、なぜか思うように書いていたら少し短くなってしまいました...

ゆるしてくんさい。

ってことで、怒らず明日をお待ちください!

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