《エピソード02》婚約破棄の騒動って?
婚約は、リーシア(愛称リーシェ)が12才の時にあったのです。
王妃が神殿長と政略的な結婚を目論んだものでした。
第一王子を王太子にするべく、縁組がされたのでした。
元々リーシェ、本人の意思は関係がないものでした。
その王妃も昨年には、亡くなっていたのでした。
いまの王妃は、側妃だった妹なのです。
その後で、侯爵家のコレッシーナ(愛称コレット)が、王太子に近づいて来ました。
コレットは神殿の聖女のNO.2になります。
(コレットは間違いなく、聖女の座と! 王妃の座を狙っていたのですわ!! )
昨日は、婚約者同士の定期的な、親睦会がありました。
しかし、ワザワザその前にコレットは、王太子へ会いに来ていたのでした。
つい最近でも、神殿長からは、こんな行動をキビシク、注意をされていたはずでした。
でも、そんなことには、お構いなしの行動と見られます。
昨日は、私と一緒に来ていたのは、優柔不断な副神殿長でした。
本来であれば、コレットの侍女が私の足に、何かしていたので、大問題となるところでした。
副神殿長のそんなところを、見抜かれていたのでしょう。
ワザワザ、副神殿長からコレットへ、助け舟を出すようなことをしていたのですから!!
なにごとも、丸く収まるように、なればいいような方だったのでした。
この対立は、神殿でも度々起こっていたのでした。コレットからの、嫌がらせの数々を...。
侍女セリーヌが、...!
(いつも、可哀そうなセリーヌ!! )
それとなくの形になるように、自らが水を被ったり!!
自らが汚い水を飲んじゃったりして、その嫌がらせを、かわしてくれていました。
それに、昨日騎士さんの顔を見た時にです。
その後ろから何か聞こえてきたことを、思い出しました。
「チッあの邪魔な女! 死ねば良かったのに!! 」
この声は聞き覚えのある、...間違いなくです! 王太子の声でした!!
これは、大変な入れ替え先だったんだ!! と分かって来ました!!
(これって、物語やゲームなら、主人公へ共感したり、怒ったりするのですが、...! )
(いまは異世界ですが、現実なのです! もう、冗談じゃないのです!! )
(ああ! 私は、こんな現実って嫌だ~!! そんな感情しか、出て来ませんでした!! )
まだ、キャンセルってできるわよね? と思って日々の礼拝の時に、願っていたのでした。
あれから、半月が経ちました。
今日は、朝からなにかしら、神殿内が騒々しい感じでした。
そして、見覚えがある顔とすれ違っていました。
あれ! あの階段の時の騎士様。あれは、神殿騎士だったのね。
そして、しばらくすると、騒ぎの原因がなんであるのか、分かって来ました。
あの神殿騎士さんが、仲間数人と来てくれて、私に伝えてくれたのです。
王太子とコゼットの間に、子を授かってたことが、判明していたのでした。
数日前から、王太子から単独で、呼び出しがあって、婚約は破棄との話が来てたようです。
神殿長は、それを王妃からの約束事です。
(神殿長は、王太子だけの勝手な行動だと、見抜いていたのです!! )
婚約の破棄は、国王と共に行ってくださいと、拒否をしていたようでした。
《エピソード03》命の危機って? ...お楽しみに (^^)/




