第117話 いざ、エイサム領へ
こんばんは。
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今夜もマルタと同じ部屋。昨夜のことを思い出したのか、マルタが真っ赤になっていた。このため、
『ウチのダンナはすごいのよ!』
というネタは、マルタの口からは出なくなった。いいことなんだが、かえってわかりやすくなってるな…。
部屋の中を見て回る。ここも部屋に風呂が付いていた。2人で入れる広さもある。イチャイチャできるのはいいことだ。だが、イチャイチャの相手であるマルタは、耳まで赤くなっていて、照れまくっていた。こういう時は、不意打ちに限る。
マルタが窓の外を眺めているところ、後ろに回り込んで、後ろから抱き寄せる。それだけでマルタの心音がバクバクしているのがわかる。
「いいのかな、アタシだけこんなに幸せで…。ここにいないあの子たちに悪い気がして…」
「それは考えなくていい。今ここで、ワシと一緒にいるのはマルタなんだ。マリアたちは帰ってから、たっぷり愛情を注ぐから…」
そう言い切らないウチに、マルタが向き直り、くちびるを押し付けてきた。それを受け止め、しばらくの間、キスをした。そのまま抱き上げでベッドに連れていき、服のボタンを外していく…。
◇◇◇◇◇
(誠に申し訳ありません。ここからしばらく、『自主規制』とさせて頂きます)
◇◇◇◇◇
風呂から出て、2人で宿の食堂に行きエールを頼んだ。そういえば、エルゴの町もそうだったが、ここのエールも冷えていた。こんな方にまで、『エールは冷やすと美味い』ということが伝わっているのか。ソーセージやハム、鶏肉の串焼き(普通にやきとり、塩味だ)を注文して、エールをおかわりする。マルタも一緒に飲んでいる。さすがに出先のためか、マルタの酒癖は表に出ていない。
周りを見回すとハンター、冒険者の女性たちがいるが、口数が少ないように思える。顔を見ると、緊張しているようだな。無理もない。明日にはエイサム領に入るんだ。紛争地に緊張感なく行くバカはおらんだろう。
そろそろエールのおかわりを頼もうかとしていた時、騎士団の副長が入って来た。
「お2人でのお食事中に申し訳ありません。マモルさん、団長がお呼びです。一緒に来て頂けますか?」
「何事だ?手ぶらで、構わんか?」
「結構です。そのままで何ら問題ありません。大した問題ではありませんが、団長がお話ししたいとのことで…」
なんか歯切れが悪いな…。マルタはジョッキを煽りながら、手を振っていた。ワシが立ったのを見て、チャッキーたちがそそくさとマルタの方に移動した。何を話すのやら…。
副長と一緒に、騎士団のテントに入った。何事かと思いつつ来たが、杞憂だった…。単に一緒に飲もうというだけ…。なんだよ、マルタ連れてくればよかった。
しばらく飲み食いしながら、普通に話しをしていたが、マルタを連れてこないで正解だったようだ。独身者が多いせいか、酔いが回った途端に、男女問わず下ネタの『満漢全席』状態に…。それどころか、ワシら夫婦の『夜の私生活』まで根掘り葉掘り聞いてくる有様…。マルタと同室で寝泊りしているため、昨夜はどんなだったとか、今日はどうするのかとか…。団長と副長まで身を乗り出して聞いてくる始末だ…。まぁ、こんな話しをしなきゃ、憂さ晴らしもなかなかできないんだろうな…。
「五月蝿い。なんでワシの私生活について、お前らに話さにゃならんのよ?自分で独身女性をちゃんと口説きゃいいじゃねぇか…」
「そうは言っても、なかなか機会もなくて…。騎士団なんて、聞こえはいいですけど、『脳筋の集団』として見られることが多くて、女性が寄って来んのですよ…」
「『脳筋の集団』じゃないトコ見せりゃいいじやねぇか…。もっと頑張れよ…」
話しをしてて、だんだん情けなくなってきた…。
「自分で動くしかねぇのよ、こういうことは…」
「そういえば、いつの間にかギルドのアランさん、彼女作ったんですね。すっげえかわいいコですよね…」
「「「「「なにぃ〜!!!」」」」」
憤るヤツ、凹んで落ち込むヤツ…。
「なんだか『オッサン』がモテてねぇか?釈然としねぇ…」
「あぁ〜ん?その『オッサン』というのはワシのことか?ワシに対して言ってるのか?」
わかっていながら、ワザとキレ気味に突っかかる。言ったヤツは落ち込んでる。テーブルを回り込んで、ツマミを取りながら、落ち込んだヤツの肩を叩いた。
「まだまだこれからだぞ、お前さんらは…。堂々と胸をハリな」
グラスのエールを飲み干して、酔っ払い集団に声をかけて、宿に戻った。宿の主人が、部屋で飲むようにと、エールを注いでくれた。
部屋に入ると、疲れたのか、酔っ払ったのか不明だが、マルタは既に寝息をたてていた…。寝顔を見ながらエールを飲み、家のことを考えた…。帰ったら、3人それぞれに愛情をたっぷりと注いでやろう。だから今は、目の前にいるマルタを愛そうと…。
エールを飲み干し、マルタの寝てるベッドに入る。ブラウスだけをまとっているようだ。1つづつボタンを外し、胸の敏感な突起を包むように手を入れた…。
(誠に申し訳ありません。ここから先は、『自主規制』とさせて頂きます)




