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エピローグ いつか帰ってくるその時まで
王都ではいつか
花冠を国王に渡した少女が
今ではすっかり大人になり
子供を連れて歩いていた。
王都は活気づいており
所処には魔族の姿を
などもあった。
女性は広場の中央に建てられた
一つの銅像の前で立ち止まる。
「お母さん、どうしたの?」
目の前の銅像では
先代の魔王とザムザが
手を取り合っていた。
作者の名前にはトガリと
小さくかかれていた。
「知ってる?
この銅像は国王様と今の魔王が
お金を出したんだって」
「お母さんはね、
小さなころに一度
国王様に会った事があるのよ」
「へえーどんな人だったの?」
娘は目を輝かせる。
「どんなって、民謡にあるような
偉大な英雄って感じじゃなかったわね」
「どこまでいっても悩んでいる
正に人間って感じの人だったわ」
「ええ~~?ほんとに~~」
「英雄だって人間なのねぇ
さあ、行きましょうか」
「は~い」
親子は去っていった。
今日も王都は平穏が続いていた。
かつてのような戦争は
しばらくはないだろう。
銅像には作品名があった。
「かつて国の為に戦ったアナタが
いつか帰ってくるその時まで」
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