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想造世界(イマジンワールド)  作者: あらんじょー


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第44話(後編) クソ生命体

それっぽいやつはっけ〜ん♡」


「こっちも準備OKっす。」


「よし!目標中央公園噴水前隊長個体!トルボさんシブキくん頼みました。」

「おう。しっかり捕まってろ。」

トルボがシブキを背負う。

「カウント開始、3、2、1!」 


「「かけろ!!韋駄天!!」」

 2人の声とともにまるで弾丸が放たれたような勢いで飛んでいった。


「…!」


 自身に近づく高速な何かを星人は瞬時に判断していた。


「喰らえ!」


 シブキは星人の顔を目がけて拳を振るう。


 しかし、


「ごおっ!」


 星人の方が判断が早く彼の鳩尾目がけて拳をめり込ませていた。


 しかし、


「!?」


 星人が殴った拳に蔦のようなものが絡みついていた。


「人間を殴った感じがしない…そう思っただろ!」


「テナシティアイビーっす!衝撃を加えれば加えるほどその対象に絡みつく植物っす。」


「本命はこっちだ!」


 瞬間移動によって飛んだ宇佐美がやってくる。


「・・・・。」


 すぐにもう一つの拳で宇佐美を迎え討とうとする。




その時、星人の腕に槍が貫いた。


「やらせるかよ!」


 それがこの一撃で拳の攻撃がそれる。


「さあ、口を開けろ!」


 片方の手で強制的に星人の口を広げ、何かを口の中に放り込んだ。


 「決まった!戻せイヅミ。」


 瞬間移動でシブキ達は元の場所に戻る。


 「うまく言ったぞ。」


 「よっしゃあ!後はまかせろ。」


「あのう。でも本当に通じるのでしょうか?少し不安ですぅ。」


「駄目で元々!これで駄目ならゴリ押しだ!繋げろ!俺だけの女神(デウスエクスマキナ)!!」


───────────────────────



「パソコンなんだよ!あいつら!」


「はあ?」


「だからパソコンなんだってあいつら!」


 リオは全員に向けて突発的な言葉を投げる。


「侵略してきたあいつらなんか怪しいと思って死体を調べたんだ。そしたらあいつらの体の半分の機械のスペックはめちゃくちゃゲーマーがやるような高スペックなパソコンそのものでさあ、というかやろうと思えばインターネットで検索もできて動画も見放題みたいな状態だったんだ。」


「要するに?」


「俺の手に掛かればあいつらをぶっ殺せる毒を作れるてわけだぜ!しかも伝染病みたいに連鎖感染するとびっきりあぶねえヤツをな!」


「そんでこれがその毒薬な。」


「早っ!」


「まだレプリカだけどな。このなかには何種類のものコンピューターウイルスがファイルされててなこれを送付したり添付すると自動で解凍して開くようになっているようプログラムさせておいたんだ。」


「凶悪すぎる!?ほとんどテロだろ!」


「で、もし感染した状態で別のにメールなりを送ろうとするとおんなじようにウイルスが一部そっちに行って一気に感染して広がっていくって言う寸法さ。」


「ほとんどテロじゃん!」


「それにしてもどうやってそんなもの作ったんです?」


「え?」


「いや、コンピューターウイルスなんて作るのは消して簡単ではないと思うんですか。それに何種類もなんて到底1日でなんて」


「あ、ああそういうことか。違うんだよこれはもともとあったコンピューターウイルスを俺の能力で改良したんだよ。」


「そうだったんですねですが集めるにしてもやはり時間がかかるのでは?」


「いや別にたまたま持ってただけさ。俺のパソコンで。」

「お前まさかそれ─」


「そうだ!これは俺の日頃の努力の結晶!前人未到のロマンを求めて得た宝の代償とも言うべきかそういった感じのやつだ。」


「お前それウイルスサイトに引っかかっただけじゃ─。」


「シャラーップ!!これは俺が見つけた海賊エロ船長の呪いだ!」

──────────────────────


「俺の魔術を使えばどんなウイルスも一切影響なく脅威はそのままで操作することが可能だ。」


 しばらく周りの様子を確認した後自身の身体に時に変わった影響のない事を確認しつつ周りを見渡しこちらへ向かおうとする。


 すぐに状況を判断した周りの星人に目を向けると一瞬にしてその周りの星人が苦しみ始めた。


「よっしゃあ!やっぱりあいつら身体の電波でコミュニケーションを取ってやがった!」


 ウイルスに感染したほかの周りの星人も連鎖的に崩れていく。


「混乱が起こってる今がチャンスだ!オレが戦艦に入っていろんなもんぶっ壊してくる。一番槍いってきまああす!」


 そう言ってシブキは槍を投げた槍についていたシールを利用しイヅミがシブキを飛ばす。




「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」


 影響を受けていない星人に逃げつつ内部に入り込み周りのものを片っ端から破壊する。


「…っ!」


 破壊を進めていると目の前に何かを見つける。


 それはあのときの星人だった。


 最初に対峙しイグニスを攫った。


 あのときつけた傷が痛々しく残っていた。




「テメェ!イグニスは何処だ?」


「質問に疑問する。その質問に何の意味がある?これから死ぬのにその情報は必要か?」


「いや、安心したよ。あんたの反応であいつは生きていると分かった。」


「さらに疑問する。貴生命体はなぜアレを奪還しようと抵抗する?その行為によって結果的に人口的損失を取るのは貴生命体方側だ。」


「人間はお前たちにそんな判断されるほどやわじゃねえんだよ!それになぁ奪われたものは奪い返すのがオレ達人間ていう生命体だ!ちゃんと研究しとけ。」


「失望する。貴生命体方は生き物として不適切かつ不細工と判断、絶滅もやむなし。」


「言ってろ。」

「言ってろ。」


 シブキは片手をあげる。


「貫き殺せ!絶殺の神槍(グングニル)!!」


 その声とともにシブキの手に槍が貫く。


 吹き出した血が槍に吸い込まれていく。


 槍が赤く染まりより鋭利により神々しく輝く。


「「絶滅しろ!クソ生命体」」


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