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4話 人間の世界(白目線)

閲覧ありがとうございます!

今回もよろしくお願いいたします

ボクはおかあさんといっしょにすてられた。

さむい、さびしい、くるしい…。

でも、ボクにはおかあさんがいるから。

おかあさんがごはんをもってきてくれるから。

ボクはへいきだよ、ずっといっしょにいてね。


おかあさんをどこにつれていくの?

つれていかないで!ひどいことしないで!

ボクを……ひとりにしないで……

ボクのおかあさんは「にんげん」という

いきものにつれていかれてしまった。

おかあさんはいつもごはんをボクにくれた。

おかあさんいないと、ボク、いきていけないよ…。

にんげんを、ゆるさない。


さむい、さびしい、くるしい…。

だれか、ごはんをちょうだい。だれか、だれか…。

にんげんがちかづいてきた。

こいつをひっかきたくてたまらないが、

いまはちからがなくて、そいつをにらむことしかできない。

そのにんげんはどこかにいった。

ボク、このまましぬのかな…。おかあさん、いきてるかな…。

そうおもっていると、

さっきのにんげんが、またちかづいてきた。

なんだよ、あっちいけよ、

いたいことするんでしょ、どうせ…。

…と、おもっていたら、そのにんげんはボクにみるくをくれた。

えっ、にんげんなのにみるくくれるの?

なんで、にんげんなのに、やさしいの…?

とりあえず、ボクはみるくをのむ。

おいしい…なんにちぶりだろう。とてもおいしい。

ボク、このにんげんすき。やさしいから。

にんげんのてに、ちかづいてみる。…とてもあたたかい。

にんげんはボクをかかえ、どこかにいくみたい。

このにんげんはやさしいから、たぶんひどいことはしない。

やっぱりそうだった。ふかふかなねどこや、

おいしいごはん、おもちゃをよういしてくれた。

ボク、もしかして「かいねこ」になったのかな…?

そうなら、ボク、しあわせものじゃん。

おかあさんも、かいねこになってたらいいのにな…。

やっぱりこのにんげんはやさしい。だいすき。

そのにんげんのなまえは、えまっていうらしい。

えまはボクに「(はく)」ってなまえをつけてくれた。

しろいから、はく…?とてもうれしいな。

えま、ボクのことたいせつにしてね。


えまがおともだちをつれてきた。

えまがふたりのことを、すずね、あおば、とよんでいる。

えまのおともだちならば…やさしいにんげんだね。

だっておもちゃであそんでくれるし、

ごはんだってくれるし。

みんなであそぶの、たのしいな。みんなだいすき。


それからはしあわせなせいかつがつづいた。

えまはあそびたいときにあそんでくれるし、

すずねもあおばもたまにあそんでくれる。

ねたいときにねれるし、

ごはんだってじかんになればでてくる。

それからもほかにもともだちがきた。

すみれ、すい、きららっていうらしい。

このこたちもいいこで、ぼくにやさしくしてくれた。

…でも、ボク、えまのおかあさんのことはきらいだな。

だってぼくにやさしくしてくれないもん。

よしよししてくれないもん。

でも、ボクにはえまがいるから。


えま、どこにいったのかな。おでかけかな。

まってればかえってくるでしょ。

………かえってこない、どこにいったの。

えまのおかあさんがはじめてぼくにさわってきた。

ボクをだきあげて、ふわふわがはいったダンボールに

ボクをいれる。あたらしいおうち…?

えまのおかあさんはボクのはいったダンボールをもって、

そとにでて、みちにおいて、おうちにかえった。

…ボク、すてられた?あのときとおなじだった。

いやだ、こわいよ、なんですてるの。

やっぱりにんげんはきらいだ。

…でもそとにでれたってことは、えまをさがしにいける。

えまをさがしにいこう。どこにいるのかな。


…いない。どこにもいない。なんでなの。

えままでボクをすてたの?

いや、きっと、なにかじじょうがあったはず。

えまはかならずボクのもとにかえってきてくれる。

そうしんじて、えまをさがしつづける…。

くろいとりが、ちかづいてくる。もしかして、

えまをさがすのてつだってくれるの?

っ!いたい!い゛た゛い゛!!やめてよ!

いたみといっしょに、いしきがなくなって、き、て………。


…ん〜よく寝た。あれ、ここどこ?

まっくらなばしょ。暑くも寒くもない。

あれ、なんか違和感がある。

え、これって、人間の手…?人間の足…?

ボク、人間になってない?……なってるよね?

「僕が君に、人に近い姿になる魔法をかけたのさ。」

この人がボクを人間にしてくれたんだ。

えまを見つければ、お喋りできる…?!

えまを、探さなきゃ。

白「えまに会いたい!どうしたら会えるの?」

死雫「エスケープに行けば会えるよ。

君をエスケープに招待したいと思っている。」

白「エスケープ?よく分かんないけど

えまに会えるならエスケープにいくよ!」

死雫「話が早くて助かるね。

じゃあ、精々頑張って生き延びるんだよ。」

ブラッディー「またね〜!」

ボクはいきなり出てきた裂け目をくぐった。

…ここ、暗い。怖いなぁ。

っっ!!人が人を殺そうとしてる!!

怖い!助けて…!!

閲覧ありがとうございました!

次回もよろしくお願いいたします

白くんの前世資料

https://50035.mitemin.net/i1122020/

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