表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
捻くれ転生者の何が悪い、ここは気の向くままに!  作者: 冬忍 金銀花
第四章 亜空の世界……

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

218/219

第218部 これでは駄作の上乗せではないか!


転入歴六年三月 フェルーン王国の王都


*)毎日のように投稿すれば読まれなくなる。飛び飛びの方が訪問を受けるみたいだぞ。


 無料宿泊の宿を出た。


 湖に在る俺の家に帰る途中で、口論まではないがガチャガチャと言い合ってか、チョンの俺への評価は最悪、チョンと良い勝負だと言えば女の三人がチョンに付いた。


「ケッ、馬鹿にするな! ウラミ、ツラミ、ナヤミ。」

「ヒャッ、」x3

「アハハ……、」

「もうチョンさん。」

「なぁ旦那、そのチョンは元に戻しませんか?」

「知らない、違うのか、だったらなに。」

「キツい……ですね~旦那?」

「お前らを連れて帰る意味が無くなった、だからな湖に沈めて……。」

「申し訳ありません。」x4

「サントス……だったか。」

「はい、覚えてありましたか、ありがとうございます。」

「喜べ~世界一の名前なんだぜ。」

「へーそうなんですね。嬉しいです。」

「教皇さま~私たちにもお願いします。」


「ツラミ、ウラミ、ナヤミ。これで充分だ。」

「はい、ありがとうございます。」


 サントス号事件、俺の元あだ名が……死に神よ。ツラミ、ウラミ、ナヤミ、この三人には恨みしかない、あんな女を温泉宿に泊めてやるのも嫌だね。道沿いに捨ててやりたくなった。


「旦那、また……♡」

「他に行くところがないな。セレスティーナやシランがいたら困るが帰るしかない。」

「うほほ~ありがて~。」

「サントス、本当に獣人族は消えているんだよな。だったら銭湯の従業員もか。」

「恐らくは、俺は出入り禁止ですから知りませんよ。」

「その時はあの三人を使う。」


 隠れ宿みたいな場所に造ったから遠いが魔力も漲っている、道中の足取りも軽やかに歩く。


「アイン~帰ったぞ~……。」


 シーン……、


「お~い、誰か~、」


 シーン……、


 温泉宿と銭湯には誰もいない、逆に泥棒さんがいた。


「うっせ~な~休業中だ帰れ帰れ。」

「誰?」

「ここの従業員よ、当分は休みだぜ。」

「サントス、こいつらを摘まみ出せるか。」

「おい、ツラミ、ウラミ、ナヤミ、やれ!」

「はい~、」x3


 バコンボコンベコンベーコンレンコン……


「ウギャ~ウギャ~、」x4

「サントスさん、片付けました。」

「お前ら、こんなにも強かったのか?」

「はい、でも教皇さまには適いません。」


 宿に従業員はいなかったが、逆に破落戸が留守を仕切ってくれて大きな損傷箇所がない。誰もいなくてやられ放題だったら、もう住めない可能性もあったか。


 ヤクザなチンピラにはボスはつきもの、三階の俺の部屋にいたよ~鎌首をもたげてね。


「お帰りなさい、随分と長かったですわね?」

「誰だ? 知らね~な。おいチョ、サントス~。」

だんですか?」

「は~い、ご主人……さま?」

「あらま~いい雇い主を見つけたのね、羨ましいわ。」

「こいつは誰?」

「ス、」

「スジャータさま!」X3

「ですわ、教皇さま♡」

「知らん、知らんぞ……シラン~~~……。」

「まぁ薄情な、私以外の女の名前を叫ぶだなんて、痴れ者ですね。」

「あ~んたがスジャータ姫なのか、いや~光栄です。」

「貴女たち、元気そうで……先に逃げた男を捕らえて連れて来なさい。」

「はい、スジャータさま!」x3

「お前も行くのですよ、チョン。」

「どうも~……サントスです、今度からはヨロシク♡-♡-♡」

「無礼な、死ね!」

「あれ~~!!」

「五色ナマズの餌ね、身体の穴という穴から侵入されて内蔵を食われて……あ~可愛そう。」


 五色ナマズ=カンディルという種類のナマズ。肉食でピラニアよりも獰猛……。人さえも喰らってしまうというから恐ろしい。人の体内に潜り込んで内蔵を喰らい、なおかつ死なない。逆に人の方が早く死んでしまうというからまさしく死に神よ。


「尻に帆を掛けて逃げていますね、面白いですわ。」

「姫さま、予感が的中しましたか、よろしゅうございました。」

「ゼーゲン、ここは気に入りました。城は引き払います。」

「ギョェ~、そ、そうでございますか。直ぐに荷物を運ばせます。いや~教皇さまも難儀ですな。」


「ゼーゲン、お前は教皇はいないと言ったが、騙しましたね?」

「いえ、そのような……滅相もございません。」

「たった今帰宅ですかね。」

「はい、ようやくでございます。」

「ウラミツラミがようやく晴らせてナヤミがなくなります。」

「後は魔物の一匹を金貨一枚で。」

「いいわよ、よく働く下僕を見つけました。一枚でも良くてよ。」

「ありがとうございます。」

「五百でいいかしら。」

「間引きもしますが、はい。よろしくお願いいたします。」


「獣人族は何処に消えたかまだ解らないの?」

「いや~目の前に……はい、まだとしか、」

「今度の新作よ。」

「ケッコウ……破廉恥過ぎではないでしょうか、この私も鼻血を我慢するのも限界というものです。それに、」

「まだ?」

「教皇さまはスジャータ姫とは認識出来ずに驚かれて逃げられました。」

「まぁ……嬉し! 鞭も必要かしら。」


「ケットシーのマスクにレオタード&尻尾!! これに鞭を持たれましては……。」

「刺激が強すぎたかしら、女の子にはウブでもブウでもないくせして、やはり初心ですのね。」


「クソが~俺の砦に女ボスがいたとは抜かった……ウギャ!」


「教皇さま~泥濘ぬかるみに填まりましたね。」

「旦那~……、」

「お、サントスが飛んで助けに来てくれ……何処飛んで行くの!」

「捕まえましたわ。」x3

「流石はスジャータさま!」

「ス……ポ~~ン!!」


 俺はこの女らがスジャータ姫に見えてしまって頭が混乱した。泥沼から勢いよく抜かれてご用となる。

だから~女の子は諸悪の根源だよ。キリストがセックスを禁止しなければ、俺は今頃月で暮らしているかも知れない。


「帰って仲良く泥を落としましょうね。」

「ウギャ~ウギャ~だじげで~~~……。」


 どうも俺は気が動転してしまうと思考が働かない、ここぞと言う時にポカしてドジを踏む。


「ゼーゲン、晩餐会の用意を。」

「はい……、」

「時日とか言わないのよ、今日の五時から女なのよ。」

「はい、直ちに。」


 時日じじつ、例えば総理大臣がアメリカ訪問を計画するとしようか、相手との調整もあるから直ぐには訪問できない。数ヶ月の日数を費やして日時が決定される。これだ、ゼーゲンは時日として先延ばししたかった。逃げたいのはみな同じなんだ。


 時日=未来の未確定。日時=未来の確定、日にちと時間が決定されたか未確定か。


 ゼーゲンが退室して階下に降りてきた。


「クソ女! 俺の金で贅沢し放題とか許せません。ホッホッホ~ウギャ!」


 高笑いをするゼーゲンの口に??が落ちて来て大口に填まった。


「フガーフガ~……?」

「魔力! ゼーゲンの口封じ。上手にできたみたいだわ。」


 さて、スジャータ姫はゼーゲンの口に何を突っ込んだ? 今から考えます。


 元々が駄作の転生記、ここに来て更に駄作は加速していく。もう名作にはなれない、戻れないのか。


「娯楽に教養を交えたら駄作にしかなりませんわ。」byスジャータ姫


 宿に帰れば簀巻きにされてスジャータ姫の前に転がされる。鞭? もう恐怖しか湧かない。


「バシーン。」


「神官さま、私はまだ叩いていませんわ、口で言われて奇妙で面白だけです。」

「五月蠅い、俺を解放しろ。」

「大丈夫よ、葦で簀巻きしていますから叩かれても痛くはないわ。」

「いや痛い、痛いに決まっている。」

「試してみましょう……、」


 バシッ、


「ウグっ。」

「ほら、痛くはないでしょう?」

「確かに。だがお前の笑顔が怖いぞ。」

「なんの事かしらね、つじゅけて百……つい嬉しくてヨダレこきました。」

「フン、面白いものか、放せ。」


「オホホ……

 バシッ…………………………x20

「アハハ……

 バシッ…………………………x20

「ヒヒヒ……

 バシッ…………………………x20

「ウギャ~ウギャ~ウギャ~ウギャ~……

 バシッ…………………………x20

「あと……幾つかしら。」

「もう百二十回だ、死ぬ~

 バシッ…………………………x20

「嘘だったわ。これで百回ね。あらら……簀巻きが粉々……あら嫌だ。」

「スジャータさま、もう伸びてあります。」

「直ぐに快復魔法を掛けてください。」

「次は私たちが……、」

「お黙り。」

 バシッ…………………………x200

「あ、あ~ん……♡♡♡


「ゼーゲン。」

「はい。」

「時日でいいわ。」

「ではそのように。」


「ささ教皇さま、魔物狩りに行きますよ。」

「……、」

「おや、死人に口なしとは言わせません。殺される前にスレイプニルへ行ってください。」


 今日も……これでいいか。どうせ駄作なんだから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ