表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/83

再会へ

私の名前は、立花龍子と言うのがこの世界での呼び名だ

現在の立場は自衛隊特別魔物攻略部隊、通称特攻隊と言う部隊にいる

この世界が突然現れた魔物に襲われた時に戦い始めて数年が経つ

戦いの中で仲良しが何人も死んで逝ったが不思議と悲しみは無い

力の無い者は死んで当然だからだ

でもそういう考えは間違っているらしい共に悲しみ涙を流すのが

本当なのだと言う

毎日の戦いの中で部隊内で孤立していくのを感じるが迎合する気にはなれない

この世界の人間達は群れなければ生きて行けないのだから仕方ないとは思うが


私は小さい頃に姉妹でこの世界に来た

父上や母上、そして長老様方に教えを受け色々な事を学んだ

そして女神様の祝福を受けながら育ち人化の術やこの世界の事を学んだ

里の暮らしは大好きな家族やお友達に囲まれてのんびりした暮らしだったと思う

種族としての修行以外はする事が無い暮らしだった


この世界に来る時に女神様が


「そなた達には寂しい思いをさせる事になるがどうぞ主様の為と思い

 辛抱するのですよ

 主様はそなた達の事を必要とされています

 これは本当に珍しい事です

 でも長くても100年程度の事です

 遠足ぐらいのつもりで主様に甘えてくれば良いのです」


主様は私達姉妹にとって、里のみんなにとってとても大切なお方

いつも笑顔で私達を慈しんで下さいます

そんな主様の為になるなら頑張らねばなりません

女神様と共にこの世界に降り立ち小さな村で暮らしました

その村には主様の眷属の方がおられて姉妹で可愛がって頂きました

それから数年して私は懐かしい香りを感じました

これは主様の香り

主様がこの世界に降臨なされたのです

お会いできる日を楽しみに魔物退治の日々を送っていました


そんなある日上官からの呼び出しで市ヶ谷駐屯地へ至急移動せよとの

命令を受けました

私だけではなく特攻隊の班員での移動になるそうです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ