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ひとりごとが騒がしい物書きエッセイ  作者: 犬村汐里


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第8話 短編小説を書きたくなって。






短編小説を書きたくなり、ふと新しい作品に追加してみた。


しかし、追加してみたらいいが書き方を忘れた。



実際に小説を打ち込むページを開き、音楽を聴く。


そのとき聞いていたのは、幾田りらさんの恋風だった。


優しい声色を聞きながら、パソコンのキーボードに手を置いた。



「……」


「……」


「か……書けない……」


「日本語だからか?」



そう思った私は、音楽を洋楽に変えた。



「……」


「……」


「……あれっ」


「書けない!?」


これである。



書き方っていうのは、内容である。


「え、最近も投稿していたよね?」と、思うかもしれない。


そうである。


投稿しているのに小説の書き方がわからなくなるのだ。



本来、短編小説と長編小説では頭の使い方が違うものである(多分)



だからこそわからなくなる。


どうやって物語をはじめればいいのか。


この物語の冒頭は読む人を引き付けるものになっているのか。


そんなことを考え、そしてわからなくなるのだ。



なので、私はこうやってエッセイに逃げてきているのだが。


エッセイがあってよかったと思う。


ほんとうに……。





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