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そのはち
すると、お母さんグリフォンがいいました。
「ねえ、おおかみさん。おともだちのことが、とってもとっても だいすきだったのね。わたしたちも、かぞくのことはだいすきよ。だから、きもちはわかるわ」
お母さんグリフォンは優しく言いました。
「あなたの だいすきなおともだちは、かなしんで なきつづけているあなたをみて、どうおもうかしら」
お母さんグリフォンは子供達に向かっていいました。
「みんなは、だいすきなかぞくや、おともだちがないていたら、どうおもう?」
皆は口をそろえていいました。
「かなしい」
狼は耳をたてて、ぴこぴこと動かしています。




