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それは不思議な日常の幕開け

日常モノが書きたかった

反省はしない

その魔女は書庫で一人、本を読んでいた

世界の叡智を一か所に集めた書庫は魔女の知的好奇心を大いに潤した

時を忘れ、書庫に籠もった魔女が世界から忘れ去れる程の時間が流れた

やがて、書庫にある本を余すことなく読み終えた魔女はふと我に返る

彼女の友は悠久の時を生きる彼女を置いて眠りに着いていた

世界の全てを読み終え、仲間に置いて行かれた魔女の胸に虚無が生じる

呪われた魔女は死ぬことは許されず、一人きり

孤独に耐えかねた魔女はその身に宿す叡智を用いて人形を造ることにした

魂を持った人形を


これは猫のように気紛れな寂しがりの魔女と、彼女に造られた人形の紡ぐ、ちょっと不思議な何気ない日常のお話だ

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