気高く舞え!宿命戦士
「ぬおおおおお!」
俺とミーメイの技が魔王へと流れる。しかし不敵な魔王の笑み、何がおかしいのか?俺はバカだった、いや予想にもしてないことが起きただけだ。
俺の手から流れる衝撃の波、それが魔王の身体へと流れる。繋がっているなら回り回って魔王身体からミーメイや俺の身体に衝撃が受け流されることだってありえない話じゃないじゃないか!
吹き飛ばされる体、確りと繋いでたはずの手と手が悲しく引き離される。繋いでた手がビリビリと痺れて動かない。もう少し手を伸ばせば届く距離だと言うのに掴み損ねる手、間に割り込む魔王の体、ミーメイが視界から姿を消した。
「引っ付き虫を取っ替え引っ替え…女に守られてる気分はどうだ勇者。俺は最高だ!弱者に泣きつくお前が好きだ!話に聞いてた英雄じゃないから好きなんだ!殺してくれるならお前のような狂者がいい、平凡な面したモンスターにこそ殺されたい。ニコニコ眩しいあそこにいる絵にかいたような勇者じゃ駄目だ。同じ掃き溜めの糞みたいな血泥にまみれてた俺たちでなきゃだめだ。存分に暴れられるのは同じ魔物でなけりゃ駄目なんだ!」
人を狂人みたいに言いやがって!幸いミーメイさえ無事ならてめぇの世迷い事にも目ぇ瞑ってやるわ!そうだ…
「俺が相手になってやる「殺戮の凶刃」んん!」
「ベルセルク!」
誰か守るためならよ、下衆のお前くらい堕ちるところまで堕ちてやるよ。代償はお前のやっすい命でどうだ?歯が砕けるくらい噛み締めて拳を握る。血がにじむ、額から汗が垂れる。やっとここで終止符が打てる!俺も自然に笑っちまう。
お前に狂わされた俺の世界は俺の手で取り戻す!
「RPG無識剣 撫桜」
手首を小さく振るだけで魔王の手がパックリ割れる。ベルセルク化中の豪腕ならなんてことない。いくら固かろうがこの俺の敵ではないわ!グラムはきらびやかに光る。魔王の血を払う、曇り一つない光を失わないグラムの刀身、割けて鮮血吹き荒れる魔王の腕、なおも笑顔を絶やさない魔王に狂気じみた気配を漂わせる。
「やはり流石だな、この身潰してようやく…お前も潰せる!」
なに?
魔王も同時に攻撃を放ってたようだ。攻撃されたことさえ気づかせないなんて、繊細かつ強力な攻撃力だな。右腕に傷が、本来こんな簡単な傷はベルセルクの超再生で一瞬で完治なのだが傷は塞がることなく血は流れ続ける。おかしいな、なんて攻撃だよ、再生しないなんて…ん?
傷口になにかいやがる。蠢いてるのだが?小さい蛆虫がうにょうにょと何匹もいる。
「傷口に虫を入り込ましてんのか、ならほど再生する前に虫に食わしてダメージを与え続ける。悪くないがそれで俺の命まで奪えるなんて」
「思ってないよな!」
跳躍、グラムを振り下ろす!力一杯叩きつけるように!魔王もこんな攻撃とか思ってるだろ。腕を上げ、ガードするつもりだ。確かに傷をつけられても切り落とすなんて無理だ。けどなそれで終わらせると思うか!
「でりゃー!ノー(拒絶)!押し潰す!」
重力が強くなるような、みるみるうちに魔王は泥濘にはまったように地面にめり込んでいく。切れないなら潰してやんよ。プチっと潰して終いにしてやる!魔王もこれには手も足もでまい!フッハッハッ!潰れろい!魔王も最初は苦しそうな顔をしているが目線で何かを伝えようとしている。なんだよ、この期に及んで命乞いか?やだね。
魔王の目線の先、倒れているミーメイ気絶しているのか?みたところ外傷はないようだが…?
ミーメイの側に虫がわらわらと…キモいじゃなくて!人質か!
「ユウさーん!今いきます~!じっとしてて…すいませーん!無理しないでくださーい!」
加勢に来たのかでっかい斧持った女の子とミカサそれにナウシカアちゃん。やばい、今来られたらミーメイが穴ぽこチーズにされちまう。でも俺が下手に刺激すればそれでも虫をけしかけるだろう。来るなって叫ぶべきか…でもそれだとミーメイが!迷ってる間にこっちに来やがる!
「アワワワワワワ…!」
「ほら!どっちの仲間をとるね?」
先手必勝、あとは信じてお前を殴る!全力を持ってして跡形もなく綺麗さっぱりにぶっ飛ばす!躊躇なく握った拳をにやけ面のてめえに叩き込む!
「その選択でいいんだな?」
「ベストだ。弱点が仲間なら俺の強みもまた」
「仲間だ!」
ローランがミーメイの元へと滑り込み一払いで虫を蹴散らす。その余韻を残し剣を振りかざす、青白い光を放ちながら斬撃が飛んでいく。神力を込めた斬撃を飛ばす。魔王がローランに気をとられる、おい、こっちも見てなくていいのか?
「死んだら反省文でも書くんだな、これからは部下じゃなく友達でも作れよ。背中預けられるヤツをな」
お前の手、硬い筋肉と骨のような甲殻で防げるとか思ってるならもう遅い!
「RPG」
「無識剣…無双剣」
「RPG無双剣 春嵐」
小さく風が吹くそのあと襲い来るは突風。いんや暴風!そよ風からの台風のような息もつけない斬撃嵐だ!右を防いだら左から斬撃、同時にありとあらゆる方向から斬撃が飛び出す。全方向からの隙間ない攻撃!これぞ避けれないだろ!
「聖刻 スペクタクルソード!」
「かーらーの!RPG無双剣 春一番!」
2つの暴力が合わさって魔王に迫る。二人の勇者が放つ斬撃、それが一つに混じりあって一つの大きな斬撃となって魔王に襲いかかる。その表情に微塵の余裕もなく掻き消されるようにのまれていった。閃光が弾ける、岩石を巻き上げやがて雨のように降り積もる。
「やったか?」
ローランの一言、いやまだだ。これで終わってたならただの強い化け物だ。魔王なんて呼ばれない不死身の「あいつ」でさえ幹部の位なんだから。
「ダメージは与えた、とりあえず二人いてもあいつ一人にかなわないってことだ」
やがて視界が広がり見えたのは傷だらけになりながらも立ち上がる魔王。致命傷なはずの肩から横腹に抜けた斬撃を受けてもまだ倒れない。ずいぶんしつこいこった。これならミカサ操らなくても一人でも十分俺を殺せたんじゃないか?そんなこと思いながらにやにや笑ってみる。
「ははっ!流石にこれでも倒れないとなると打つ手なしですよ?」
「あーさっきまでは押し込めると確信してたんだけどなぁー自信なくすわー」
俺の横に並び立つローラン、ローランも同じようににやけ顔だ。なんだ?エロいことでも妄想してんのか?どこまでいっても俺たちゃ男の子だな燃える展開だろこれは!熱くなる血潮、俺たちの全力をぶつけられる最高の敵に出会えたもんだ。
並び立つ二人の勇者、白いマントをなびかせ切っ先を向けるローラン。グラムを軽く振って魔王に向ける。まだまだ殺れるぞ俺たちは!これ以上なにも失わないように奪われないように!
「軍隊は押されてる、人間界は壊滅、逃げ場もなく後ろには民衆」
「状況は最高だ!これより反抗する!」
同時に走り出した。ただ一つの目標に向かって、この悪夢に終止符を打てるのは俺たちしかいないのだから。デュランダルを振り下ろしグラムを突き上げる。二人の軌跡が弾けた目の前で弾けた。
「裂け!紅蓮華 ブラッディフローラル!」
「荒れろ!黒風!」
俺の剣は確かに通った、確かな手応えがあった。勝負は決した、もう魔王の死は確実、それほど俺の剣は深く入りこんだ。俺のは、魔王は防御もせずローランを攻撃した。強烈なアッパーがローランに直撃した。倒れるローラン、けど助けにはいけないなぜなら今度は魔王は俺を始末しようと狙いをつけてるからだ!なら我慢比べすっか?不死身の体の俺と驚異の生命力の魔王、殴りあい切りあい殺しあいが始まった。両方一歩も退かず攻撃を続ける。負けるわけはいかない!
「勇者ー!があぁぁぁぁ!負けたくねーな!」
「さっさと倒れろや!」
「それは無理な相談だ~!むぐぇ!」
魔王の体勢が崩れた。片膝ついた魔王の後ろにはミカサの姿が、まだぼろぼろで…いや今の俺方がぼろぼろか、再生が間に合わない。蝕まれる体、崩れ行く体。ちぇっ虫の餌にしては高級品だぞ俺は、食べても食べても永久に食べ続けられます。
いや、そんなことよりミカサ!無茶してんじゃねぇよ!
「葵流上弦の月、今です!」
その場にへたりこんでしまうミカサ、猫耳ももうだめだよ~と言わんばかりにへにょーんと力なく潰れている。余力を出しきっての攻撃だったとみえる。魔王は不意の攻撃に完全に大ダメージを受けて空に逃げる!でもこの場にやつを追いかけトドメをさせるのは俺しかいない!
「シルフ!巻き上げてくれ!」
シルフの風に乗って高く舞い上がる俺の身体。ミカサが下から何かを投げて寄越した…って抜き身の刀投げんなや!突き刺さるギリギリをよけて左手で確かに掴む。月光刀…ミカサの覚悟とともに託される。俺が無茶できるのも死を恐れないときは仲間がいるときだ!立ち上がれ!気高く舞え!熱くなれ!俺が出せる最期の技だ。
「絶望とともに消え去れ!これで最後だ!俺かお前かどちらが残るか!」
右手にグラムを左手に月光刀を目前でクロスする。さて力尽きるのはどちらか?定めを背負った俺たちの戦いに終止符を打つ!戦う俺たちは何も恐れるものはない!
「骸の海に沈め!希望とともに消え去れ!滅びるがいい弱小種族が!血に餓えた獣が!この喜劇も終わりだ!」
二人の命がぶつかり合う。喉の奥が熱い、血が溢れる。鉄臭いいやな味が口に残る。目が乾いたように痛い、全身の筋肉千切れて骨は崩れそうだ。
それは俺が攻撃を止める理由にはならないがな。
「RPG…」
魔王の剛腕が首を飛ばそうと狙ってくる。近づいてくる、でも俺は両手に握った剣を振りかざさない。お構いなしに命を狙う純粋な殺意、確実に死を与えるために迫る腕が、首を吹き飛ばす瞬間ミカサの目にも止まらぬ速さで振り抜いた。
「RPG夢想剣 叶月風」
「ぐあああ!?」
幾千いや億にも上る斬撃が突き刺さるように削るように分断するよう…粉砕するように魔王に襲いかかった。何も残さない無慈悲な斬撃。
「魔王…お前そんなに…死にたかったのか?」
不意に問いかけた疑問、心に引っかかっていた疑問を打ち明けた。違和感があったんだずっと。すると魔王は何も言うかといわんばかりに攻撃の素振りをみせる。
「俺は強かった…か?」
「うん、強かった、それ以上に手段選ばん糞野郎だお前は」
ふっと鼻で笑う魔王、ただ純粋に戦ってたときの魔王が本当の魔王の姿なのかもしれない。人を使ったり逃げ隠れしたりしないのが、卑怯でもこうやって面と向かって戦ってわかった。
「それならよかったんだ、楽しかったぞ」
二人とも自由落下を始める。へっきっちりこっちも冥土の土産にみせてやる。死力を尽くして、動けなくなってもいい。食らえ、だめ押しだ。
「RPG無想剣 風涙」
魔王にずっぽり大穴が空く。完全に魔力も感じない。魔王を倒したんだ。二人そろって地面に激突する~瞬間にミカサが滑り込みミカサの頭部に俺が頭突きする形で衝突する。
ドゴーン………
たんこぶつくって気絶するミカサ、もともとギリギリだった体力でよくやったぞ(棒読み)
恐る恐る魔王に近づく。よく今まで動けたなと感心するほどの出血だ。敵ながら天晴れなのか?ずいぶん冷や冷やさせられたよまったく。簡易的ではあるがサラマンダーで死体を燃やしノームで土を被せた、せめての手向けだ。
「これで終わったな」
辺りを見渡すと城の瓦礫しかない。立ってるのは俺だけ、ずいぶんと皆と離れたとこに落ちたな~
あとはへにゃへにゃ猫耳のミカサだけか。寝かしとくかてか、今のうちに捨てにいくか。
!
なにか気配が感じる!殺気じゃないがなんだ?
まだ敵の残党が残ってたのか?素早く魔法を発動させる。ベルセルク化は解けないからな(虫のせいでな!)臨戦態勢を維持する。ミカサ起こすかいやでも役に立つ気がしない。
「ソナー!!」
跳ね返ってきた情報からかなりでかい魔力が近づいてくる!でもこいつらは!なぜか耳元で声が聞こえる…瞬間移動!?しまった!
「ライフ・ジェネシスふふっ♪可愛い可愛い♪」
「なっ!これは子どもになるぅ~」
やばい、ライフ・ジェネシスで子どもにされてるんだが?みたらローブをすっぽりかぶりドクロの装飾を身にまとった少女に魔法をかけられる。それとボンテージ姿の際どい悪魔、サキュバスを取りまとめるリリス、それと相方のリッチだ。
「なにしやがんだボケっ!うぎゃっ!」
リリスに首根っこ掴まれると麻袋の中に押し込められる。誘拐だ誘拐、子どもにされ魔界に拉致されるよ~助けて誰か~お母さん~!
「帰ったらたっぷり二人で可愛かってあげるからね~うふふ」
俺が入った袋を持ち上げ不敵に笑うリリス、ヤバイぞ!童貞を散らされる!本気で誰か近くにいないのかー!ローラン!おい!その時巨大な斧を振り上げ二人に挑む少女が!
「ちょっと英雄さんにたいしてぇ~おいたが過ぎるんじゃない~?」
背丈より大きな斧を振り回す。リリスもリッチもその少女に気をとられた隙にシュラたんがリリスから麻袋を奪い取る。そしてその場から飛び退き紐を解いて俺を取り出す。幼稚園児ほどまで歳が遡ってるようだ。軽く持ち上げられ抱っこされるてるのだが…
「ちょっとなにすんのよ泥棒!」
「ここは…おとなしく退く…悔しい」
「また向かえに来るから大事にしといてよ!」
二人とも瞬間移動してその場から消える。辺りにまた静けさが戻る。うおー怖かったよー(涙)
シュラたんのお胸にしがみつきぷるぷる小刻みに震える。ママーママー!
「おーよしよし、泣くな。可愛いやつめ」
「魔王も倒したしこれで一件落着だ」
積年の戦い一つ決着をつけた。まだ戦いは始まったばっかりだ。俺は鼻水をすすり涙を拭うとシュラたんのおっぱいを堪能することにする。褒美じゃー子どもの姿なら罪悪感もないわっ!
「今回は勇者の勝ちかまぁ当然だな…神降ろしを期待したのだが…うまく隙をついて私の血を分け与えるつもりが」
「邪神の涙を取り込んだそうじゃないか、それについてどう弁解するつもりだパズズ?」
どこかの古城、女が一人偉そうに玉座にふんぞりかえっている。ただ者でないのは理解できる。全貌は陰に隠れ姿もわからないが声は女性だ。透き通った声、頭に想像できるのは美女の姿だ。
「今回の任務、誰も成功したものはいなかったのか?ユウに私の血を流し込むこと」
「リヴァイアサンを始末しついでに邪神の遺骸を潰してくるだけでしょ?他の外野の相手なんてどうでもいいの…」
がくがくと震えるパズズ、どうやら彼女はおいかりのようだった。人差し指を唇に置いて何かを思案しているようだ。そしてぱんと両手を叩く。
「そうだ、私が出向く。「ツガイ」は自分の手で手に入れる。のらりくらりと逃げ回ってあの男らしいが…」
「あんなに愛してやったろ可愛がってやったろ、あれか?照れ隠しと言うやつか…」
しばしの沈黙、意見するようなら間違いなく殺されることだろう。
「アアアアアアアアアアアアアアァァァァァ♪」
甘ったるい声を上げて体をくねらせる。彼女が身震いしてるのはパズズが震えてる理由とは違うだろう。絶頂に達した彼女はだらしなく舌をだしてハァハァと肩で息をする。
「素直じゃない雄だ!こうも自分の雌の誘いを断るか!ずいぶん焦らしてくれるじゃないか?ああ頭がどうにかしてしまいそうだ!私の主、夫だな!もう私もお腹の子も待てはしないぞ?」
そして歪んだ笑みで大きくなったお腹を撫でる。
彼の子どもを産んであげなきゃ、初めての産卵には彼に側にいてほしい、神と人の子だ。
「邪竜 アカシア ズメイ様」
「そう言われるのは好きじゃない」
お腹を撫でながらそうじゃないと否定する。パズズはため息をつくと訂正して言い直す。
「竜神 ニーズヘッグ様」
すると今度は気に入らないように後ろから伸びた蜥蜴のような尻尾を左右に振る。今度は自分がこうだと訂正する。
「邪竜神にして、あと伊丹って入れてほしいなぁーあの人のものにされてるみたいで素敵!でも…やっぱり」
「私が支配者側じゃないのは気に入らない」
「今度は逃げられないように胃袋じゃなくて子袋に閉じ込めてしまおうかな~うふふ、ちゃんと娘の隣にお父さんの場所作ってあげるからね♪お腹の中の娘の面倒みてもらおうかな」
歪んだ狂気の表情、我が主は正気じゃないのはパズズはしっている。勇者の過失で封印を解かれた神の名を持つ邪竜、勇者は殺したと思ってるらしいが実際は違う。愛しさ余って丸のみにし胃袋に「閉じ込めようとした」が腹を裂かれてユウは脱走、それで死んだと思われてたがこの竜、不死身につき復活、状況はややこしくなった。
「パズズ、勇者を狩る邪神もリヴァイアサンも確実に始末しろ。そしてユウをここへ、連れてくる。いいな?」
「はい、我が主」
黒き邪竜は昔の熱に犯されぺろりと舌舐めずりした。
ユウ、離れたがるふりはもういらないぞ?
なぜ一つになるのを拒む?
私の純愛を受け入れぬ?
なぜ憎む?
こんなに思い焦がれてるのに、愛欲を満たしてくれるのはお前だけだ。もう許さないぞ、伊丹ユウもうこの愛欲に耐えられぬ…このような傷をつけて我が物だと主張したのはお前だぞ?
ゆっくりと指で切られて潰された左目をなぞる。
切られた時は怒りで我を忘れたが今ならお前の気持ちがわかる。お前以外の者を見てしまった私が悪いのだろぅ?絶対に手に入れるぞ、私を傷つけ生涯一緒にいたいと思ったのはお前だけだ。左目が痛む!今お前はその目で何を見ているのだ?
ニーズヘッグは何もない虚空を見上げる、そこは何も見えない闇ばかり広がる。
ひゃっほーい!胸じゃ胸じゃ!ママー!ママー!




