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第60話 王様との謁見
ついに王様がこっちにやってくる。
会議室に支社長や異世界のことを知ってる重役が集まる中、何故か異世界課の3人がいる。
「課長はともかく、なぜ僕と黒川さんも参加なんですか…?」
「まぁ、向こうの事情を知ってるからね。王様直属の部署だし。」
大丈夫だろうか…。
「そろそろ来るかな…?」
一番奥の席の空間が歪みだし、強い光を放った。
光が収まるとそこには王様が座り、護衛の黄金の鎧を纏った騎士が現れた。
その場にいたものがひざまずいた。
「皆、息災であった。頭を上げよ。」
全員が頭を上げ席に座る。
「では、天海よ。事業状況を説明せよ。」
「はっ、先日新たに九州営業所を立ち上げ…」
支社長が説明をする。
「うむ。よくやっておるな。次は北海道辺りに営業所を増やしたい。検討せよ。」
「はっ。かしこまりました。」
「では、皆業務に戻ってくれ。だが、異世界課は残れ!」
王様の怒号が響く。
佐藤は震える手で懐の異世界アイテムを確かめ、万が一に備えた。




