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第51話 黒川さんの休日
「黒川さん、休みの日なのにシーちゃんのお世話ありがとうございます。」
「大丈夫…やることないから」
朝
彼女はいつもの出社時間に会社へ。
「シーちゃん。ごはん。」
「にゃー」
シーちゃんにご飯をあげ、トイレを片付ける。
その後、畳で目の魔導書を読みながらゴロゴロ。
昼
コンビニ弁当を食べた後、ゲーミングPCでゲーム。
膝にはシーちゃん、たまに撫でる。
「…よしよし」
夜
シーちゃんにご飯をあげて帰宅。
「バイバイ。また、明日。」
マンションの一室。
「…。」
部屋には布団とちゃぶ台しかない。
お湯を沸かしてカップラーメンを食べる。
「ズズズ…」
シャワーを浴びて、スマホを弄りながらそのまま寝落ちする。
「…!……よかった…」
夜中にまたあの時の夢を見てハッと起きる。
彼女はその日は目が冴えたままだった。




