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会話の先、決意新たに

もう少し神様と会話します。が、しっかり生きていかなければなりませ。

取り敢えず、神様(自称)は納得出来なくても更に話を進めるようです。

『そうそう、アンタの能力な。職業はモンスターテイマーにしといたからな。あと、スキルに絶対魅了入れといたから魔物に襲われて死ぬってことはないな。詳しいことはスキルの鑑定で確認してくれ。もう使いこなしてるみたいだから、大丈夫だろ』

あ、あの半透明の黒い枠は鑑定ってスキルだったのか。って、そもそもスキルとはって話になりますが。そのあたり、この人(神様、自称)説明する気なさそう。

『鑑定も絶対魅了もレア中のレアスキルだからな。本当は徳の高い魂じゃないと、貰えないんだぜ』

「ありがとうございます?」

『何で疑問系だよ』

「スキルが何だか良く分からないので」

『実践実践、何事も当たって砕けろだ』

砕けちゃまずいんじゃ……。ま、もう何も言うまい。

『あ、そこで死んだらそこで普通に死亡だから、元の世界には帰れないからな。その為のレアスキルだ。活用しろよ』

「さらっと、恐ろしい事言いますね。ま、そんな予感はしてましたが」

あんなにレアレア連呼してたけど、じゃあ何故与えるってそう考えますよね、普通。おいしい話には裏がある。貰ったのはお詫びのスキルだけで、命は一つだ。

『そうそう忘れてた、鞄も改造しといたから』

「ええ、お陰で欲しいものが取り出せなくて大変でしたよ」

『そうだったな。いやぁ、面白かったぞ?』

こいつ、見てたな一部始終。で、面白いとか言われるの大分腹立ちますけどね。イヤだわ、神様ほんと。

「少しくらい早めに説明してくれても良かったと思いますが」

『こっちも色々規則づくめでな、そう簡単に干渉出来ないわけ。神様も万能じゃないってこった。ついでに、俺忙しいからしょっちゅうお前の事助けてやれないし。その為のレアスキルだ』

えっへんって威張るんじゃないよ、全く。

『ま、後は頑張ってくれよ。じゃないと、根回しとか手続き無駄になるしね。や、ホントに悪かったけど帰れるかどうかは君次第。連絡ツールはそのスマホとか言う機械にするから、こまめに充電しとけよ』

「充電設備はこの世界にあるんですね?」

『やー、ないね。でも、なんとかなるんじゃん?』

ならねーよ、なるわけないよ。叫んだところで相手は電話の先。殴れるものなら殴りたい、心の底から。

『んじゃ、よろしくねー』

容赦なく通話は切れた。とにかく、私には取り敢えずスキルと改造されたリュックサックがある。生き延びて、何がなんでも元の世界に帰ってやる。



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