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第59話 バグ


20:01




越境戦開戦!




『中軍チャット』




夜猫「始まったにゃ!」




ケイン「旭さん来ないですね、出来たら中軍から戦況を見て欲しかったのだが」




幼虫「3時間の戦闘だから、後からでもくるんじゃない?」




***




敵が現れない長い10分が過ぎる




夜猫「だれも来にゃいにゃね?」




ケイン「まぁ、そうだろ、みんなの注目全部浴びて登場して集中砲火食らうんだからな」




イレーネ「逆に考えると、、こっちからいの一番で行けるのって誰だろね」




ムガビ「、、、誰かが犠牲になって情報を得るしか無いですからね、誰がそんな役割を」




ゆちか「あ!来た来た!湧いてきた!」




前軍戦地、湧いてきた別鯖軍にゴトケンが飛び掛る!


水を得たようにイキイキと相手を燃やしまくる、


燃やされた相手は強制送還で消えていく




夜猫「ケンちゃん、凄い暴れっぷりにゃ!」




ケイン「小次郎と個チャしたが、ゴトケン名に聴いても『うるせー!』しか言わなくて情報ゼロみたいだなw」




夜猫「全く、困ったケンちゃんにゃ!」




イレーネ「まぁ、良いんじゃない?本番がこの相手とは限らないしさ」




ムガビ「そうだけど、、可能性ゼロって訳じゃないんだから少しは情報欲しいですね」




***




ゆちか「あ!次々湧きだした!」




ゴトケンが倒しまくるが、多勢に無勢のうえ、実力者も続々現れ、ゴトケンが囲まれる




そこに、劉備、ホーネット、小次郎、アコ、ルビ、ビアンカ、ロッソ入り乱れ激戦になる、


だが、劉備、ホーネット、小次郎を筆頭にアコルビコンビ、ビアンカロッソコンビネーションに敵はあっという間に全滅!




イレーネ「はっはっは、、そうよね普通に考えたら、あの面子が揃ってるんだもんそうなるよねw」




ムガビ「情報も、、、どうでも良い情報しかなさそうですねw」




幼虫「向こうさんにがっつり情報あげちゃってるねw」




夜猫「んにゃ!これまた沢山湧いてきたにゃw」




ケイン「、、、、ん?」




幼虫「、、ん?」




イレーネ「ん?、これ、、って?」




夜猫「んにゃ??フリーズしてるにゃ?みんなもそうにゃ?」




ケイン「だよな?フリーズしてるな?個チャの返事も誰からもないな」




幼虫「なにこれ??サーバー落ちてる?ここのチャットだけ生きてるの??」




程なくして画面が真っ白に


そう陥落時に一瞬現れる真っ白現象、それがずっと真っ白になるのであった




夜猫「なんにゃ?これ、みんな一度落ちて、再起動して、キャッシュ無くしてから繋ぎ直した方が良いにゃ!」




中軍メンバー「らじゃ!」




次々落ちていく




ゆちか「礼子に、グラさん、先落ちてるよー」




ゆちかも落ち、真っ白に画面に礼子とグラさんのふたりになる




礼子「グラさん、見えてる?」




グラさん「いいえ、見えてません」




礼子「w見えてるじゃんww」




グラさん「wはは、礼子さん、落ちないの?」




礼子「ん?うん、、グラさんはなんで?落ちないの?」




グラさん「いや、落ちますよ、しんがりで何か情報掴めればとおもいまして、、何も無さそうですね」




礼子「ちょっと、このままチャットしていい?」




グラさん「いいですよ~」




礼子「好きな男性が居て、忘れなくちゃいけない相手、でも。忘れられない、どうしたら良い?」




グラさん「忘れられないなら、忘れちゃいけないんじゃないですかね?」




礼子「え?!、、それって、、」




グラさん「忘れなくちゃいけない事は忘れなくてはいけない」


「忘れられないなら、忘れてはいけない、その物語がふたつあるんですよ」




礼子「また、グラさん流で、、それだと、苦しいの!」




グラさん「それが恋ですよ、恋とはそう言うものです」




礼子「んっ、、、、、苦しいのはどうやって乗り越えたら良いの?」




グラさん「私は方法論までは示せませんが、恋に限らず気持ちの落とし所、納得の落し所を見つけるんですよ」




礼子「納得の落し所?、、」




グラさん「そうです、何が起きても納得とは自分の心が決める、と言う事はどんなことでも納得できるという事」


「例えば、揉めてるふたりが居て、片方が謝罪を求めてる事案があったとする」




礼子「はい」




グラさん「謝罪を求めてる方は謝罪を受けるまで許さんと気持ちがあっても謝罪されたら、納得する、許さんまで言ってるのに」




礼子「うん」




グラさん「と、言う事は謝罪という納得のトリガーが欲しいだけ、引いて欲しいだけ」




礼子「、、、」




グラさん「謝って欲しいと思ったのなら、壁にごめんなさいと書いてそれを眺めたり、ごめんなさいと録音したのを聴いたって同じじゃないかい?」




礼子「そ、それは、、」




グラさん「前にも言ったように、感謝をするんだよ、嫌な事が起こることにじゃない!起きた後自分が成長できるチャンスを貰えたことにだ」




「それを心が全部、、自己責任で自分で決めれる、だから思いの通りやって上手くいかないと思うなら上手くいかない、そう言うもんじゃないかな」




「恋が苦しいのはみんなそうだよ、それは私も、、手の届く距離で、その女性の心が届いてる、、、とても苦しいですね」




涙の礼子




礼子「落ちますね」




グラさん「はい」




****




どうやら、越境戦の試験戦いで運営の予想通りバグが起き、サーバーが落ちたようだ、


全プレイヤーが入りなおし、越境戦が終了しており、複雑な静寂になる




そして、運営から、膨大な謝罪品のアイテムが配られる事になる


それは、前軍(劉備)、中軍(幼虫)後軍(陛下)の元に、分配してくれと言う形で




それは、この後のトラブルが近づく足音と共に



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