第52話 お別れいこ
夢の国で夢の様な時を過ごしたのに、全く夢を見ずに起きた礼子
礼子「グラさん、おはよ、、(=_=)」
グラさん「ゆっくりでいいですよ、軽く整えて朝食に行きましょう」
礼子「うん」
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朝食ビュッフェ
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サラダやフルーツ、生絞りジュースを取ってきてくれるグラさん
まだ少しぼーっとしている礼子
礼子「あ、グラさん、ごめんなさい、何から何まで、、」
グラさん「礼子さん、朝食にはフルーツを沢山摂ると良いですよ」
礼子「そう言えば、昨日医師免許持ってるとか言いましたよね?医者だったんですか?」
グラさん「はい、そうです。臨床医でした」
礼子「え?お医者さん、辞めちゃったんですか?」
グラさん「いえ、辞めたと言うか、やってないが正確です、たまに小児科に入ることは有りますよ」
礼子「どうして?お医者さんやらないんですか?」
グラさん「そう、、ですね、やりたいこと、探求心の優先順位が医療より先に有り、今はそちらをやってますね」
礼子「なにか?研究って言ってましたね?」
グラさん「はい、化学です、化学反応を優先的にやってます」
礼子「へぇ~、なんか、、分かんないけどw医者をやらなくて他をやるなんて凄いですね」
グラさん「はい、凄いですw良く言われますw」
礼子「wwあはははwwグラさんらしい」
グラさん「これも化学反応ですねw」
礼子(なんだろうな、、なんだろうな、、なんだろうな、、)
礼子は何か、懐かしくも新鮮の不思議な感情に陥る
礼子「飛行機、19:00なの、それまでお勧め観光ある?」
グラさん「そう、、ですね、渋谷なんて散策しますか?」
礼子「あ!行きたい行きたい!」
グラさん「行きましょうか、浜松町辺りのコインロッカーにキャリーバッグ預けてから行きましょう」
礼子「はーい!」
渋谷を散策、ファーストフードで軽いランチしながら、主にファッション系を回る
渋谷を憧れてた礼子は雰囲気に呑まれ服をあれもこれも欲する
沢山の人、おしゃれな雰囲気、イカす路上ライブ
グラさん「少し、趣向を変えましょう、占いとか大丈夫ですか?」
礼子「占い?好き好きw」
グラさんは渋谷で知り合いに香水を用いた占いをする魔法輪に行く
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魔法輪
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店主MAHO「いっらしゃいませ~、あら!お久しぶり!」
グラさん「MAHOさん、お久しぶり、今からセッション大丈夫ですか?」
MAHO「いいわよ~、ふたりで?」
グラさん「いや、彼女をお願いします、礼子さんと言って、とても大切な人なんですよ」
金髪ロングヘアで、小麦色に日焼けした美人のMAHO
準備をするのに一旦バックヤードにさがる
礼子「え?凄い美人、、有名人な方?グラさん」
グラさん「ええ、香りを用いた占いをしてくれます、ここには芸能人もこっそり来るらしいですよ」
礼子「へー!すごい!」
沢山の種類の香水をもってくるMAHO
MAHO「では、礼子ちゃん、この香水の中から、香りと色の好みを直感で5つ選んでごらん」
礼子「へ~、あ!この香りは!、、、この香りは!、、んーとあ!この香りは!」
沢山の香りを感じながら、好みを探す礼子、いつしか落ち着きを取り戻しリラックスする
礼子「この5つです!」
MAHO「ふむふむ、この組み合わせね」
礼子「これで、何が?分かるんですか??」
MAHO「自分よ」
礼子「え??自分?」
MAHO「私はこの5つをブレンドして、礼子ちゃんに香りをどう感じるか聴くの」
礼子「ほぇ~、、、」
関心する礼子
MAHO「同じ組み合わせをすれば同じ香水に成るはずなんだけど、人によって感じ方が違うのよ」
5つをブレンドした香水を嗅ぐ礼子
礼子「、、、ん?、、、、、これは?、、、ん?、、、ん?」
MAHO「どう?どう感じる?」
礼子「、、ん?なんか不思議な、、ん?、、初めての香りなはずなんだけど、どこか懐かしいような、、でも、とても好きな香りです!」
MAHO「それが今の礼子ちゃんの状態、今後、迷い事が起きたら、この香りを嗅ぐと、今日の状態に修正してくれるよ」
グラさん「では、MAHOさん、そのブレンドの大きなボトルひとつと、このロウバイの香水を頂きます」
MAHO「はーい!いつもありがとうございます!」
グラさん「ブレンド香水、礼子さんにプレゼントしますよ、世界でひとつの香水ですよ」
礼子「えー!あんなに高いのに!、あれ?でも、同じブレンドしたら、同じ香水になるんじゃないの?」
照れるグラさん
グラさん「しまった、そうだったww」
礼子「あはははww気まず!ww」
グラさん「そろそろ空港に向かいましょうか」
16:15 羽田空港
グラさん「綺麗な夕焼けと富士山見れますよ展望デッキに行きましょう」
礼子「MAHOさん、凄いね、香りで何でも分かるんだ~」
グラさん「ははは、そうですね、、この前、私に税金対策、どうしたらいいか質問してきましたけどねw」
礼子「なにそれwうけるw」
グラさん「ほら、夕焼けをバックに富士山綺麗ですね」
礼子「ほんとだ~、くっきり見える、あれ?ホントに富士山?w」
グラさん「w富士山ですよ、沈む夕陽って早いですよね、もう陽が落ちます」
だんだん切なくなる礼子、、
礼子「ぐ、グラさん、私、口固いです、、、帰らなくても大丈夫!」
首を軽く振るグラさん
礼子「もう一度、もう一度だけ、キス、、人工呼吸で良いから!」
今度は目を瞑り首を振るグラさん
礼子はMAHOのブレンド香水を嗅ぐ、涙が出る
なんか、、懐かしい香りだ、、、
礼子「(;_;)、分かった、、、じゃ、これで私、、」
「お別れいこ(;_;)」
グラさん「、、、、」
礼子に一歩近づき顎をくいっとあげ、
グラさん「礼子さん、目を閉じて」
スッと目を閉じる礼子
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目を開ける、、
礼子「あれ?居ない?」
後から声が聴こえる
グラさん「もう泣かないでくれ いこ」
振り向く礼子にキスをするグラさん
その瞬間礼子は気付く、ずっとあった違和感、香りからくる懐かしさ
初恋の時の感覚、香りだった
そう、礼子は二度目の初恋をしていたのであった
そして知っている、グラさんはこの恋は礼子にとって苦しいことを




