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最強の殺し屋は引退した後ゲーム廃人になるらしいです  作者: ドンドコ
ガンフラ 4章 傀儡人間劇場とブラインドコマンダー
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バケツリレー感覚で襲撃するな ( -`ω-)bソダソダ

布団に転がりながら書いてます。

目が開かない

 ジェームズの活躍により、第一試合はこちらのチームの勝ちとなった。

 正直あの光景を口にして説明するのはおそらく不可能なことだ。

 普通信じるか。

 幼女がマネキンを敵のアジトに豪速球かのように投げていったなんて話を。

 でもそれはそれでいいことかもしれないな。

 一応勝ったということで。

 「おいお前ら。ポイントエリアがえらい遠ざかったんだが。」

 マインドが通信で知らせに来る。

 ポイントエリアが移動する?

 「マインド。システム的にそんなことありえるのか。もしくは移動式だったとか・・・」

 櫻木は後ろを振り返ると、地面がえぐれていた。

 明らかに爆撃などではないえぐれ方だ。スプーンですくったかのような感じ。

 「ジェームズくん。一応聞くけどさ。どうしてそんなに心拍数が上がっているの。」

 リクリエーターはジェームズのバイタルを見ると、明らかに心拍数が以上に跳ね上がっていた。

 「ナ・・・ナンノ・・コ、コトデデショウ。」

 俺自身一部始終を見ていなかったから分からなかったが、どうやらマネキンと間違えて投げてしまったらしい。ポイントエリアの地面ごと。

 「まあ・・・・いいか。」

 「良くねーよ。俺また出番ねえじゃねえか。」

 「うるさいな。いいだろ別に。お前俺を差し置いて随分出てたじゃないか。」

 「そうだぞ。新キャラが来るってことで私に関しては呼ばれもしなかったんだぞ。」

 「おいやめろ。そのメタ発言やめろ。」

 「おい待てやお前らーーー!!!」

 すると通話から何者かが介入してくる。

 「なんで僕の陣営の所に建造物が刺さりまくってんだよ。」

 「知らないよ。そんなの。」

 「そんなことより早く始めろよ。」

 「そうだそうだ。」

 「こいつら・・・腹立つな。」

 すると櫻木とジェームズは元の場所に戻る。

 「ひとまず今ので100ptは稼げたな。」

 ポイントエリアに先に入った特典で100ptを獲得した。

 「それでどうする。」

 「じゃあ2人とも留守番しといてよ。」

 今度は櫻木とマインドが防衛。

 リクリエーターとジェームズが攻撃に切り替わった。

 [第2ゲームスタート。]

 始まると同時にリクリエーターはジャンプパッドを起動させ、ジェームズを抱えて飛んでいく。

 「飛んで行ったな。」

 「そうだな。」

 ・・・・・・。

 「結構暇だな。」

 「君たち。今変なことが起こってる。」

 「変なこと?」

 「居ないんだ。マネキンが。」

 マネキンがいない。

 なら相手側が咄嗟に対策したということだろう。

 ジェームズの砲丸なみの投球ははっきり言えばかなりの強さを持っているからな。

 「対策されたとかじゃなねえの。」

 「まあそれもあると思うけど、それよりおかしいのは人っ子一人居ないことだよ。外も敵陣地も。」

 いない。どういうことだ。

 「・・・どうやらやられた。敵は既に迫って来てる。」

 すると後ろからバケツの頭姿を確認する。

 その男はチェンソーを両手に持ち、振りかざしていた。

 櫻木はそれを避け、すぐさま撃つ。

 スカラーは咄嗟にチェンソーで銃弾を防いだ。

 「おいおい。そんな大胆な奇襲をしてくるとは、結構驚いたよ。」

 「あら。それなら良かった良かった。」

 マインドは丸腰のまま、スカラーに向かってくる。

 スカラーはチェンソーをマインドに当てようとするが、その攻撃を紙一重で避ける。

 あと数センチで身体に刺さる回転刃に怯むことなく戦う。

 「こいつ。ちょこまかちょこまかと。」

 「そりゃそうだろ。チェンソーのリーチは中距離なんだろ。ゼロ距離だと余計に難しい。いくら器用でも、当てるのなんて不可能なぐらいにさ。」

 おそらくマインドは時間を稼いでいるのだろう。

 速攻で方を済まそうとしたスカラーは今とてつもなく焦っている。

 だからこそ、その先が見えるというものだ。

 櫻木はハンドガンでチェンソーの持ち手を撃つ。

 銃弾が撃たれて、スカラーはチェンソーから手を離す。

 その隙を2人は見落とさなかった。

 そこからくる追撃。

 しかし突如、周りからマネキンが出現する。

 「スキルは十分に溜まってたからな。」

 ハッカーのスキルアンドロイドコネクト

 数体のアンドロイド人形を出現させ、自由に操作するスキル。

 マネキンの大量出現はこのスキルによるもの。

 しかしこのスキルはクールタイムが全スキル中最も長い。

 でもある裏技を発見する。

 それは、スキル購入による裏技である。

 スキルを1回分購入し、その後スキルを使うと、スキルがない判定となる。

 そこからまたスキルを買うと、クールタイムを無視して再度使うことが出来る。

 それを大量にやることで、巨大な軍隊を作ることが出来た。

 そして今回の勝利は相手を倒すことでは無い。

 スカラーはマネキンを盾にし、追撃を回避。

 そこに視線が誘導されてるのをスカラーは見落とさなかった。

 チェンソーを空中に投げ、マネキンを櫻木に押し付け、スカラー自身はマインドと戦う。

 しかし無様な突撃だったため、あっさりと捕まってしまう。

 その時予期せぬ事が起こる。

 [ボッド2 killリクリエーター]

 [ボッド2 killジェームズ]

 このキルログに2人は視線を向いてしまう。

 その瞬間、チェンソーはコアの手前まで迫る。

 スカラーはその時、マネキンの手をチェンソーに投げる。

 マネキンの出現と同時に手をちぎっていたのだ。

 その手はチェンソーに当たり、空中での体勢を変え、コアに当たる。

 [コアが破壊されました。]

 [第2ゲーム勝者ブラボーチーム]

ガンフラ豆知識

今日はなさそうなので次回書きます

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