第34話 進化のオンパレード
とりあえず、1割の魔力を変換して斬撃の威力を試す。ドゥンケルファングってか名前長い、これからドゥンちゃんにしよう。ドゥンちゃんをおおきく振りかぶって、スケルトンどもにめがけて斬撃を飛ばすよう魔力を込めた。
ドゥンちゃんを左斜めに振り下ろす前にとんでもない威力の斬撃が結成した。
簡単に言うと、10メートルの斬撃を飛ばした。
その代償として、持っているMPの3割と魔力の1割が消耗された。
そして、あれほどギュウギュウ詰めとなったスケルトンを目視で2割ほど消した。
オーバーキルだ。
と思った矢先に体にかつてないほど、力がみなぎっていた。
どうやら、進化できるようになったのだ。
眷属たちに目を向けるとセレナの体も光に包まれ、ワンちゃんを始めとしたセレナの眷属たちもほとんどセレナの体から出て、発光し始めた。
ってかほとんど痙攣している……見ないことにしよう。
アルファー、ベータとガンマの骨3人組の周りにマナーが纏い始めた。そして少しずつ膨らんでいく感じだったが、どうやら進化に時間がかかりそうだ。
次にイーグルとライオン壱号はどうやら進化は済んでいたようだ。
1メートルほどだったイーグルは3メートルほど、大きくなり、巨悪さも増してきた。
逆に、ライオンは体高1.5メートルからあまり大きくならず、体が黒くなっただけだ。
あまり眷属のことを気にしてはいられない。
俺も進化しなくてはならないのだ。
《グリード・オーガロード(A~)》
選択肢が出てくる進化だった。
あんなに経験値が溜まったから、すごい進化を遂げると思ったのにな……
アランはオーガロードにしか目を向けていないが、簡単に言うとただのオーガロードではない、グリードのオーガロードだ。
【鬼神の系譜】のスキルのおかげで、知識はできていたからなお立場が悪い。
グリードにロードのつく進化系を遂げたものに、半分の魔王になったようなものだったが、そんなことを知るアランではなかった。
まぁ進化しよう。
オーガロードに進化。
《スキル【鬼神の系譜】により、進化先の肉体がさらなる高次元へと昇華できます。》
《過剰の魂の量(経験値)が1000を超えると、任意ステータスが1段とランクアップを果たします。》
《過剰の魂の量(経験値)が5000を超えると、全部ステータスが1段とランクアップを果たします。》《過剰の魂の量(経験値)が50000を超えると、全ステータスが3段とランクアップを果たします》
《過剰の魂の量(経験値)が750000を超えると、全ステータスが5段とランクアップを果たします》
。》《過剰の魂の量(経験値)が15000000を超えると、全ステータスが7段とランクアップを果たします》
《所持する魂の量(経験値)を確認しました》
《過剰の魂の量(経験値)を消耗し、これより全ステータスが7段とランクアップします。》
おっまた来たか。先程気絶直前だったから、気にしなかったが……
体に光を纏うままに、まだかまだかと期待を膨らんでいたが、進化を終えたのは5時間後だった。




