生きる
ー10年後ー
「知ってるか?モノリスの管理補佐に選ばれた新人のこと。」
「あれだろ。更正施設出身のやつだろ?」
「名前は確か…」
「君山生英だ。覚えておけ」
「そうそう。君山だ。ってあれって…」
「アイツだよな?君山ってのは…」
君山「ったく…てめぇらごときが俺の名前を覚えてないとはな…」
あれから更正施設で地獄の日々を送ってきた。
中には耐えかねて命を絶った仲間もいた。
残った俺たちは絶対に機関の目的を知るために2つの立場から探ることにした。
1つは俺たち内部から探ること
2つ目は反逆者として追われながら元関係者に接触し探ること。
俺はまずそれなりの立場になるために信念を…考えをねじ曲げ、そして前管理補佐官を陥れて登り詰めた。
そうしてモノリス管理補佐になった。
これで一部制限があるがモノリスの情報を閲覧することができる
ここだ…
この先に管理者がいる。
バレないようにし信用を勝ち取るそれが先決だ。
君山「失礼します!本日より配属されました君山です!」
「君が新人さん?。確かに裏切り者の顔してるよ!」
バレたか!?まずいぞ。これでは10年…仲間の命も無駄になる
君山「あの…なんでそう思うのですか」
「簡単だよ。モノリスには全ての情報が書かれている。君の情報はあまりにも大きすぎてね、常に更新されているよ。君が反逆者だってことも分かるのさ。」
仕方がない。殺すか…勝てる確率はゼロに近い。だが、ゼロではないならするしかない…!
君山「だったら死んでもらうしか…」
ガチャ…
俺は銃を向けた
「待って待って!私は君が反逆者だろうとも関係がないよ!私が君を指名したのだからね」
君山「なぜ?」
「簡単な話だよ。私は君に興味を持った。それだけだ。」
君山「偽物の平和を守っている管理者がそんな私的な理由で俺を?」
「そうだよ。平和を守るのに私情はいらない。でもそれでは楽しくない。いつ私たちの存在意義を揺るがす存在が常にいると緊張感が増すだろう?その緊張感が私は欲しかったのさ!」
君山「で、そのタイミングでお前は俺に目をつけたと?」
「お前じゃないよ。私はフレイヤ。それに目をつけたんじゃなくて目をつけさせたんでしょ?前の補佐を命の危機に陥れてね。あれにはおどろかされたよ。人を殺しかねない行動をするとはね!」
君山「そこまで知っていたのか…そうだ。だから俺はあんたの…あんたの守るモノリスの情報が必要だ。見せてもらおうか。」
フレイヤ「嫌に決まってるだろう?その行動をどうやって成功させるか…それをどうやってミスに追いやるか。このやり取りがこの緊張感の醍醐味なんだよ!だから君は全力で僕の存在意義を揺るがしてくれ!」
モノリスの管理は強制的に生かされているせいで人格が崩壊しているとは聞いていたがここまで狂ってるとは。
だが、これはチャンスだ。堂々と行動ができる。あとはコイツを殺し黙らせるだけだ。
偽物の平和を殺すために俺は鬼にでも悪魔にでもなる




