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季節 成立 出会

初投稿なので、色々めちゃくちゃになっているかも知れません

どうかお手柔らかにお願いします。


初投稿の上に初執筆(筆は持ってないけど;)

             季節、それは誰もが知っている四つの世界


             季節、それは皆に忘れ去られた悲しい世界


            存在しているのに、確かにここにあるのに・・・・


            存在してはいけないと言うわけではないのに


            それは、身を隠すように、存在を殺すように


                しっかりと息を潜めていた。










----------------------------------------------------------------------------------


                      ~学校~




「・・・・・・・夢?・・・・俺、いつの間に寝てたんだ?」


寝ぼけている。

何か夢を見ていたような・・・・・・

いい夢なのか、それとも悪い夢なのか、それすらも分からない。


だが、そんなことはどうでも良くなるくらい気分が晴れていた。



いい感じで寝ぼけている俺の名前は明宮 雅人(あかりみや まさと)

四季止ヶ丘高等学校二年生。

自分で言うのもなんだが、優しい性格ではあると思う。

優しいと言うよりただのお人よしと周りからは言われている。

それ以外はごくごく普通の一般生徒。

友人もそれなりにいるし、別に影が薄いわけでもない。

と言っても、そんなすごく目立つようなキャラでもないが。



話は戻るが、俺は夢を見ていたらしい。

らしいというほど薄い、記憶にも残らないようなものなのだが。



「まあ、夢なんて、覚えててもしょうがないか」


などと考えていると、

後ろから聞き覚えのある、お節介な声が聞こえてきた。


「雅人(まさと)、あんたまた寝てたの?よく学校でそんな変わった寝方でねれるわね」


「そんなことどうだっていいだろ」


「よくない。どうだっていいことなんてある訳無いじゃない。大体……」


この休み時間に長々と説教をしてくれているありがたいこいつは.守丘 友紀(もりおか ゆき)

この学校、四季止ヶ丘高等学校(しきしがおかこうとうがっこう)の生徒会長様・・・・・・の双子の姉である。

短髪で黒の髪がその厳(いか)つい性格によく似合う。


「・・・誰が厳つい女ですって?」


「!?」


やばい。声にでてたか!?


「顔にそうかいてあるわよ・・・・?|(笑顔)」


「いえ、滅相もございません・・・!」


心を読まれてる!?

もしやエスパー・・・?


「・・・ふん、どうせ私は紀叶(ききょう)と違って可愛くもないし、

性格も厳つい女ですよ。」


「そんなこと言ってもないし思ってもいませんヨ。」


「お世辞はいらないわよ。」


まあ、こいつの妹と、その性格のせいか、このクラスの委員長に抜擢されたわけだが。

本人は嫌々だったものの、今となってはそれが責任といわんばかりに物事をこなしている。

成績優秀、スポーツ万能。

言わばエリート的存在。


スタイルもいいんだし、後はもうちょっとその厳つ・・・厳しい性格をどうにかしてくれればなぁ、

一瞬、友紀の眉が動いたきがしたが、気にしないでおこう・・・怖いから。


「で、どうなのよ」


「ん?何がどうって?」


話がいきなり過ぎてわからない・・・・・・


「・・・・・今言ってたばかりでしょ?あまり馬鹿にしてると怒るわよ?」


「え?何か言ってたっけ??」


記憶にないな、


「・・・・・・・・・・・」


もう一度しか言わないわよ、ともう一度説明してくれた。


頭に筋を浮かべながら。


次やったら本気でやばいかもな・・・・


----------------------------------------------------------------------------------


「もうすぐ文化祭でしょ?なのにうちのクラス、まだ何も決まってないじゃない」


そうか、もうそんなじきか、速いものだな。


「クラスの連中に意見を聞いてたんだけど、碌(ろく)な案がでなくてね・・・」


紙を見てみる、・・・・・・なんじゃこりゃ、メイド喫茶を推している連中ばっかじゃねえか。

女子は・・・こっちはすごい個性的だな、たこ焼き屋にお化け屋敷、占いに鯛焼き。

って、まばらすぎじゃねえか?


「それでも案が出てるだけましなもんよ、どこかの誰かさんは用紙すら真面に見てないみたいだし。」


まあ、ろくな意見出ないでしょうけど、と付け加え、ため息をついた。


「へっ、なめてもらっちゃ困るね。俺の想像力にかかれば、学園祭ごとき、盛大なお祭り騒ぎにならぁ」


「そんなこと言って、今までこういったイベントで、何かいい案を一度でもだした事あった?」


む、そこまで言うか。ならば、


「それなら秋縒(あきより)はどうなんだよ?あいつも同じようなものだろ?」

と、少し反撃してみる。が、


「荒木君はいいの。だって晴香(はるか)ちゃんがついてるもの。そうそう変な案はださないわよ」

と返された。


「それは、確かにそうか。」


そう返されちゃ、もう反論の仕様がない。まあさっきのも反論というよりは、ただの屁理屈に近いのだが。

と、そこに


「お前らまたいちゃつきやがって、お熱いのお。ここだけ空気が変わってるってな」


「また始まった、面倒なのがきたよ」


「うわっ、面倒って言われた・・・結構ショック」


ここに今倒れこんでいる面倒でお調子ものは、荒木 秋縒(あらき あきより)

高校入ってからの悪友の一人。

髪が短く、クールな外見。それと裏腹に、毎日ハイテンション状態。

一緒にいて面白いやつではあるが、毎回このテンションだと、正直キツイ。


「んで、何の話をしてたんだ?」


「いきなり話を戻すな。わからなくなるだろうが、で、何だっけ?」


こいつのせいでほんとに忘れちまった。


プツン、と何かが切れる音がした。


すると、目の前の仏の顔が、ついに3度目の正直を越え・・・・・ってやばくないか?


「・・・・・話はちゃんと聞きましょうねぇ」


「お、おい・・・イスはやばいって!!うぉ!」


ついに切れて、イスを投げてきた。投げたイスはこちらにむかってきれいな曲線を描き、音を立てながら突っ込んできた。幻覚か、詩織が投げたイスは、普通のイスの何倍にも大きく見えた。

・・・・・・あんなのに当たったら死は免れない!!

俺たちは、ギリギリでそれをかわし、全力でこの教室を去った。



----------------------------------------------------------------------------------

                 ~体育館裏~


「ふう、あぶなかったのお、」


「ああ、あぶなか・・・・てかお前のせいねえか!!」


「いや、お前にも非があったと思うが、」


あの後、幻覚イスを持ちながら、全力で追いかけてくる詩織を何とか撒いて、

体育館裏の倉庫にある、自販機の横で休戦していた。

ここは、人通りが全くない。万が一人が来ても足音ですぐわかる。休戦するにはもってこいの、最適な場所だった。


「んで、なんで追いかけられなきゃ行けないワケ?」


秋縒が尋ねてきた。

そういや、こいつには何も話してなかったな。

事情説明中・・・・・・・・


「なるほどな、そこにおいらが入ってきて、雑談まがいの事をして、堪忍袋を切らしたと」


「まあ、簡単に言うとそんな感じだ。」


何とか納得したらしい。


「しかし、学園祭か、まだ出し物決まってないのはうちらだけにゃ」


「そうか、どうするんだろうか、このクラス。まとまりが全然ないぞ」


柄にもなく真剣に悩む二人。まあ、あんな幻覚見せられちゃ、本気にもなるわな。


しかし、困った・・・と悩んでいると。


「そう、悩むことでもないんじゃないかな?」


どこからともなく声がした。


「「・・・・!!」」


いきなりの声に驚く二人。

・・・・バカな、どうやってここに!?

ここにくるときになる足音が全くなかったはず。

まさか、足音も立てずここに来たというのか!?


「違うよ。元からここにいたんだよ。」


冷静になって声をよく聞くと、聞き覚えのある声だと気づく。

声は女子。だが、声の高さやしゃべり方からして、詩織ではなさそうだ。

とすると・・・・・・


「何や晴香かいな。びっくりしたわ~、何でそんなとこにいるんだよ」


「へへへ~ちょっと休憩してたら、君たちの足音が聞こえたからね、どうせしおりんに追いかけられてるんだろうな~って。だから、様子を見るためにここに隠れてたの」


もう既に内容はお見通しのようだ。


「そんなことより、そんな変なとこに隠れちょったら抜けなくなるぞ?」


なんとも愉快な光景だ、

彼女の名は由稔 晴香(よしみの はるか)。秋縒と同じ、俺の悪友の一人。

体は細め、髪は短髪の茶色で、好奇心旺盛。いかにも体育会系の姿なのだが、実のところ、体が少し弱く、

体育の時間は大体隅の方で見学している。そんなタイプ。本人は体育の授業に出たがっているのだが・・・

一体、何の病気なのか、あるいは、病気ではなく、生まれつきの障害なのか、それは俺も秋縒もわからない。わからないが、本人は全くそのことについて語ろうとしないので、俺たちも何も着ないことにしている。下手に聞いて昔の古傷|(心の古傷)に触れたら、かわいそうだしな。

そして今、その悪友、由稔 晴香の隠れている場所は、体育館の裏側の自販機がある所。狭い、直径50cmにも満たない土管の中。

・・・・よくそんなとこに入れたな。確かに体は細いが、さすがにコレはキツイと思う。


「大丈夫。今出るから・・・・・・ん~~~っ・・・・あれ?」


「どうした?・・・・まさか。」


案の定、抜けなくなったらしい。


「お、おい、・・・大丈夫か!?今医者を!!」


横で秋縒りが慌てふためいている。


「待て待て、医者呼んでどうする。ちょっと待ってろ。」


幸い、土管は脆く、すぐにボロボロぐずれるようなので、


「おりゃ!」


思いっきり土管を殴ってみた。すると、晴香の周りに鎧のようについていた土管がボロボロと崩れ、ついには

土管の形すら残らないようになってしまった。


「おお、アリガト!マトちゃん!」


「ええい!その呼び方やめい!!」


高1の時付けられたそのあだ名・・・いい加減やめてほしい。


「大丈夫か?怪我、ないか?雅人、もうちょっと加減せにゃ・・・」


「ああ、確かにやりすぎたな。すまん。」


下手したら、怪我じゃすまなかったろうな。考えなしにぶっ壊したからな。

俺か、一番冷静じゃなかったのは。ここは素直に謝ろう。


「やあ、いいよ、マトちゃん、おかげで助かったよ。」


マトちゃんってのが気になるが、まあ今回はよしとしよう。

ってかほんと、晴香のことになると真剣だな、

それはそうか、付き合ってるもんな、この二人は。

元々両思いだった。話はするのだが、二人とももじもじして中々次のステップに移る気配がなかったので

俺と詩織が間に入って、二人をくっつけた。

俺達が間に入るのは、秋縒と晴香の二人の要望でもあったから、これでよかったのだろう。


まだ結構ぎこちないが。


「で、何の話だったかな?マトちん」


「あだ名がさっきより悪化してるぞ!?」


何だよ、マトちんって・・・・・


「んで、何だっけ?」


また忘れたじゃないか・・・・・

すると、秋縒が


「学園祭の話だにゃ、マトちん」


秋縒、お前までそのあだ名を・・・

今、ツッコんだら負けだ、また忘れる。

今度は冷静に。


「そう、学園際の話」


「晴香、確かさっき、悩むことはないって言ってたよな?それはどういう意味なんだ?」


「そう!それは、もう私の案に賛成すれば問題ないって事だよ」


「晴香の案?何かいいのがあるのかにゃ?」


「うん、そりゃもうすごいのが」


晴香のやつ、何かすごい自信だなコレは、期待できそうなできなさそうな。


「じゃ、そのすごい案とやらを言ってみてくれ」


「OKなのさ。そのすごい案とは・・・・・・」


ゴクリ、二人の間に緊張感が走る。

てか何に緊張してんだ?俺たち。


「駄菓子屋」


「・・・・・・はい?」


気のせいか?

引っ張った割には、結構地味なのが出てきたぞ?


「すまん、聞き取れなかった。もう一度言ってくれないか」


「だから 駄菓子屋」


拍子抜けだった。


「・・・・・質問いいか?」


「ん?いーけど、何?」


「何で駄菓子屋なんだ?」


一番の疑問点だ。他にも、ポップコーンとか、綿菓子とか。そういった、祭りによく見かけるような、メジャーなのじゃなくて、ショーワな感じの駄菓子をチョイスするとは、

ある意味すごいな。


「ふっふっふ・・・良い質問だねぇ、マトちん」


「いや、ごく普通の単純明快な疑問だと思うし後そのマトちんはやめい」


「え~、可愛いと思ったんだけどな~、マトちん。

それはそうと、なんで駄菓子屋をチョイスしたかというとね?

昔行った駄菓子屋の雰囲気が忘れられなくって」





横を見ると、秋縒も、駄菓子屋(それ)に賛成していた。


「お前、まじか?」


「おう、コレは行けそうだぜ、駄菓子屋なんて、他のクラスどこ探しても無いぜよ。」


「まあ、確かにそうだが、でもなあ・・・」


駄菓子屋に人は集まるのだろうか?


「マトちんも賛成してくれれば、しおりんに言ってこようかなって思ってるんだけど、だめかな?」


「いや、だめって事はないけど・・・・・」


「じゃあ決定!だね。早速言ってくるよ!」


「あ、まって・・・・行っちまったか、多分詩織に却下されて終わっていくような気がする」


あいつ、誰これかまわず結構厳しいからなぁ、通らないだろうな。駄菓子屋。

晴香も一度決めたら頑固だしな、結構長い口論になりそうだ。


「ま、俺達が教室に戻ったころには決着はついてるにゃ」


「そうだろうな。じゃあ、ゆっくり戻るとするか。」


そう思い、立ち上がった瞬間、ふと体育館側を見ると、

          



可憐で幼い少女が一人、俺を見下ろすようにして立っていた。




初なので、緊張してます;

だめな点、ここはよかったとかいった点などあったら、

どうかズバズバ行っちゃってください><

感想のほど、よろしくお願いします。



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