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飛龍の拳 Ⅲ  〜龍天大聖〜

 第五章、舞台は再びアメリカ。龍飛が格闘技世界大会に出場し、他の龍戦士も応援に駆けつけ、ここで五人が一堂に会します。スクロールステージも少しはありますが、メインは1対1の勝ち抜き戦。途中、竜の牙の生き残りや、大門という旧知の空手家とも戦い、順調に決勝進出。しかし、決勝の相手は龍飛を知っている模様。月光拳という必殺技も使います。月光。それは本作のオープニングで少し紹介された、前作の敵の組織の名でもあります。


 案の定、勝利すると正体を現しました。敵は龍飛たち龍戦士が壊滅させた月光衆のスザク。仲間の無念を晴らすために生きながらえたことをほのめかし、龍飛に雪辱戦を挑もうとした刹那、地鳴りが起き、何者かの接近を感じ取ったスザクはその場から姿を消します。


 会場の外の敵を蹴散らすと、そこには何者かの影。玄田哲章ボイスが似合いそうな貫禄ある男が登場。そいつこそが竜の牙の首領、フドウ。フドウはグランドキャニオンを決戦の場に指定し、龍戦士に挑戦すると共に五大明王まで復活させたとのこと。ちょっとご都合な気もしますが、因縁の相手なので文句はありません。


 こうして物語はラストバトルに突入。復活した五大明王はパワーアップしており、ラスボスのフドウも強く、しかも倒すと再び五大明王を復活させ、今度は合体し、巨大な魔物に変身。RPGパートで龍戦士もメンバーチェンジしながら戦います。が、守りが固く、体力も回復するのでとても勝てそうにありません。

 しかし、ここでハヤトが手に入れた謎のアイテム、日輪剣が鳴動を始め、龍戦士も合体。龍天大聖となり、これで初めて合体明王と互角に戦えるのです。


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