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【完結】半端者の私がやれること〜前世を中途半端に死んでしまった為、今世では神殿に入りたい〜  作者: ルシトア
第一部 アーレン王国編 

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エピローグ 第一部 アーレン王国編 完

 あれから怖いくらいに順調だった。ルーチェ草を育て始めて更に一年が経った。

 魔法薬の販売は順調で、更に販路が拡大されている。区画も更に広げている所だ。


 地産地消が大事なので自分たちが食べる作物を減らしたりはしていないが、余っていた区画でせっせと育てている。

 今まで関心がなかった人も自分の生活の為になるなら……と手伝ってくれる人たちが増えた。

 ありがたいことだ。


 エイムの運営も順調だ。エイムの加入者も増えた。

 増えたことによって、問題も起こったりもしたがその都度解決している。

 魔力レベルを上げる魔力ポーションは、希望者には無料で配っている。一応、飲み過ぎても大丈夫なようだが、原料は貴重な収入源にもなるのでDOTS(直接服薬確認療法)をしている。

 DOTSとは、薬を管理している人の前で直接服用してもらう方法だ。不正や飲み忘れも防げるし一石二鳥。

 最初は目の前で服用なんて、嫌だと思う人もいたが、説明して理解してもらっている。

 薬は、適正に使用しなければ毒にもなるのだ。


 この一年で2人が試練の扉を開いた。

 その度にメイソンさんが同行して、期間はかかるが、2人とも帰って来てくれた。嬉しい限りだ。


 この一年、メイソンさんは、アーレン王国国内外を問わず飛び回っている様だ。

どうやらオリバーにこき使われているらしい。

勿論、試練の時は連絡するとすぐ転移して来てくれる。

転移もすぐにマスターしていた。

オリバー曰くまぁまぁ適性はあるらしい。

オリバーのまぁまぁは結構凄いんだと思う。

メイソンさんは、会うたびに強くなっているから、私も必死に鍛錬をしている。

 何となくメイソンさんに負けたくない気持ちが強くなったのだ。


 時々、ふざけて抱きしめてこようとするメイソンさんを華麗にあしらう技術も身につけた。

 私も成長してると思う!

 なんだかんだと日々充実していたのだった。


 サーラ様のお子様も無事産まれたらしい。元気な男の子の誕生だ。

 保守派と過激派を結ぶ次世代の王の誕生に、アーレン王国は団結が強くなったようだった。

 このまま平穏な日々が続く事を切に願う。


 …………




 今日も今日とて、朝1番にするのはお祈りだ。

 3歳の頃から場所は違っても毎日行って来た。

 勿論研究が忙しかった時でもだ。

 居住区にあるクリスタラスケートの像の前に跪いて、祈りを捧げる。


 1日たりとも忘れた事はない前世の子供達。どうか……どうか私がいなくても、本人が望む人生を送って欲しいと今日も願う。


 最初は、清貧清廉に生きてひっそりと目立たず、懺悔しながら人生を終わろうと思っていた。

 けれど、誰かのためになるなら、私は私のやれる事をしようと思う。

 どうか、これからも私のする事を、許して欲しいと願うのだった。



 半端者の私がやれること 第一部 完


稚拙を読んでいただき本当にありがとうございます。

読みにくい所もあるかと思いますが、これで第一部完結です。

ここまで来れたのは、読んでくださった皆様のお陰です。本当にありがとうございました。

ブックマーク、評価、良いね等もありがとうございます。励みになりました。

第二部の開始は少し間があきます。

第二部も読んでいただける、少しでも面白かったなと思ってくだされば、ブックマーク、評価等してお待ち頂ければ本当に嬉しく思います。

初めての作品でとても思い入れがあるのでエタることは致しません。

これからもどうか半端者をよろしくお願いします。

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