第82話 模擬戦
「良ければ騎士団の訓練を見に来ませんか?」
シェスティンがそういった。
「いいんじゃないんですか?今日は特に予定もありませんし。」
「そうじゃな、主人はどうじゃ?」
「あ、あぁそうだな。」
ソウヤは、ちょうど魔王ってどんな奴だろうって考えてたから何にも聞いていなっかたが、まぁいいかと開き直っていた。
「では、訓練所に案内します。」
シェスティンの足音からは、うれしさがにじみ出ている。
「ここが、我々騎士団の訓練所です。」
ソウヤたちは訓練所の中央に立っている。形的には、コロシアムみたいに円形。
「訓練を始めるんで、見ててください。」
シェスティンが少し前に出るとすぅ~と息を吸うと
「全員!!!!!集合!!!!!!」
ものすごくでかく響き渡る声で叫んだ。すると、
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
叫び声とともに四方八方から大体500人近くの兵士たちが走ってきて綺麗に整列した。正直に言って圧巻、この言葉に尽きる。ソウヤたちは端の閲覧席に座り訓練を見ることにした。
訓練は種族ごとに違っている。基礎トレから体術、騎馬術などなどがあった。見てて飽きなかった。ずーと、見ていると、シェスティンが近づいてきて話しかけた。
「見てるだけじゃつまらないと思うんで、模擬戦闘をこれからやろうと思うんですけど相手になってもらえないですかね。」
シェスティンの後ろで休憩中の兵士たちはすごくきらきらした視線を送ってきていた。それにこたえるようにヴィルナたちもうずうずと体を動かし始めた。ソウヤは、ため息交じりに応えた。
「分かりました、やりますか。」
兵士たちはすごく喜んでいる姿が見え、隣では準備運動を始めている。
「形式的には、団体戦です。5対5で行きます。魔法の使用は殺さない程度には使用していいです。」
するとソウヤが、首を横に振った。
「全員でいいよ、俺たち5人対兵士全員で。」
シェルティナの顔には驚きの表情が出ている。
「じゃぁ、そうしますね。では、街の外に行きます。さすがにこの人数をここでやるのは狭すぎるのでね。」
街の外に移動した。移動しているときに街の人何事かと覗きに来ていた。そりゃ、騎士団が戦場に行くような装備で街の外へと向かっていくのだからびっくりするだろう。
街から少し離れた草原地帯についた。ここなら、街に被害がいかないだろうとのことらしい。全員準備が完了したのを確認した。騎士団は右、中央、左の塊になっている。ちなみにシェスティンは中央にいる。
「では、模擬戦闘を開始する!」
シェスティンがそう叫ぶと、騎士団の左右の塊がソウヤたちを挟み込むように向かっていくる。
「じゃあ、ここはソウヤが一人で中央の部隊を相手してね。私とベルメスが左を、リアンとエルンが右を相手にするね。」
ヴィルナが的確な指示を出した。それにみんな異議はないようでこくりとうなずいた。
「いこう!」
ヴィルナの合図でそれぞれ分かれて戦った。
「そこまで!!」
騎士団の方々は膝をついて息を整えようと頑張っている。ヴィルナとエルンも同じように息を整えようと頑張っている。リアンとベルメスはまだ元気があり余ってるようで、どっちのほうが多く倒したと張り合っている。ソウヤは物足りないなと思いながら騎士団に回復魔法をかけて回っていた。
全員回復したのでみなさんソウヤたちに質問攻め。どうしたらそんな強くなれるのかとかダンジョンどうだったのですかとかもういろいろなことを聞かれた。ソウヤは、質問攻めをうまくかわして騎馬兵が乗っていた馬を撫でていた。
「馬をさわるの初めてかもしれない。いい毛並みだな。」
馬は気持ちいのか嬉しそうに鳴いた。みんなが帰ろうとすると偵察兵だと思われる人が走ってくるのが見える。
「シェルティナ様!魔王軍が進軍を始めました!進路的に見て、ここカルルラです!およそ12時間後につくと思われます!」
「なに、もうか!予想より早いな…。よし、今すぐ準備をしろ!出発は二時間後だ!ソウヤさんたちもお願いします。」
イ「そういえば、今のストーリーと前考えていたストーリーって全然違うんでしょ。」
み「し~!そういうのおは言わなかったらばれないでしょ!」
イ「知らないよ」
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