第34話 ソウヤさんパナイね
今、ソウヤ、ヴィルナちゃん、リアンは近くの酒場に来て予選突破を祝っているところだ。
「私のところなんか、弱い人ばっかりですよ。だから、キュレンでスババーンとやっちゃいました〜。」
最初にヴィルナちゃんから、話し始めた。お酒を飲んでいないのになぜか、顔を赤くして上機嫌になっている。酒の匂いでこうなったのか?
「妾のところも、強い奴はいなかったな。リヴァインブレイクを使うまでもなかったな。」
リアンと当たった奴らはどんまいだな。予選からこれに当たるとか、運のない人たちだな。
「俺も一緒だな。なんかいつのまにか終わっていたし。」
それぞれの思ったことを話し合い、笑っていたら、もう閉店するそうなので宿に戻りそれぞれの部屋に解散して、明日を待つことにした。
次の日、昨日よりも多くの人が闘技場にやって来ていた。席を取るのが大変そうだが、俺たち選手は、特別席があるので大丈夫。その特別席に行くと既に他の選手が座っていた。席に座ったら隣の少しチャラめのやつが声をかけて来た。
「やぁ、俺はSSランク冒険者のセアン=クルーズだ。今日、君たちとは当たらないけどお互い頑張ろうな。」
「あぁ、頑張ろうな。あ、俺の名前はクロイ ソウヤだ。」
挨拶をしたところで、アナウンスで1回戦の選手は、控え室まで来るようにとアナウンスが流れた。
「主人、頑張れよ。」「応援するね!」
「ありがとな、2人ともじゃ、行って来るな。」
ソウヤは、控え室へと向かった。
「長らくお待たせしました!いよいよ、第1回戦の始まりです!選手2人は、フィールドに上がってください!」
ソウヤとソウヤの相手オルナは、フィールドに上がる。
「まず、我らの街の冒険者!オルナ=リベリカ!オルナの使う武器は槍だ!彼女の槍さばきに誰もが翻弄される!」
オルナは槍を自分の体の周りで回し始め、かっこよく構えた。
「続いては、詳細不明!しかし予選では圧倒的な実力を見せつけた!クロイ ソウヤ!彼の使う武器はなんなのでしょうか!」
ソウヤはレビールを手に持ち剣から大剣の形にした。
「では、第1回戦!始め!」
その声と同時にオルナがすごいスピードでこちらに向かって来る。
「炎槍術:火炎の突き!」
オルナの槍が炎を纏い突攻撃を仕掛けて来た。
ソウヤは難無く横にステップを踏み避けた。すると、もともとソウヤのいたところを貫くように炎の線ができている。
「やるわね。これを避けれた奴はこの街にほとんどいないのにね。」
「そりゃぁ、どうも。あと、もっと広い世界を見た方がいいと思うよ。」
ソウヤは、オルタの槍に狙いを定めレビールを振った。始めて大剣を使ったため動作が遅くなる。そのため、オルタは難なくソウヤの攻撃をよかす。
「よくそんなんで、予選突破できたね。」
「いや、予想以上に重いから遅くなったけど、次からは少し違うから覚悟しとけよ。」
「かかって来な。」
そこから、ソウヤの攻撃をオルナは避け、オルナの攻撃をソウヤはレビールで防ぎの連続で周りからは、ものすごい接戦に見えているだろうが実際のところ、ソウヤはオルナの攻撃をハエ叩くときの感じで少し楽しんでいる。それに比べオルナは常に全力で避けないと負けてしまうと直感でわかっているらしく、全力で避けている。
オルナはこのままじゃ埒があかないのでソウヤと距離をとった。
「はぁはぁ、次で終わらしてやる!」
オルナは、ソウヤを囲むように走り始める。その速さに残像ができ、オルナが何人もいるように見える。
「どれが本物かわかるかな?」
「わかる必要は、ないかな。」
ソウヤはレビールを構えた。
「大剣術:紫電一閃」
レビールが雷を纏い、ソウヤは自分を中心に円を描くようにレビールを振った。
「え、うそ!」
オルナはソウヤの攻撃のスピードに驚き、ガードが間に合わなかったため吹き飛ばされた。オルナはそのまま壁にぶつかり気を失った。
「あぁーっと!オルナ選手ダウン!これは気を失っていますねぇ〜。よって、ソウヤ選手の勝利!すごい攻撃でしたね〜、恥ずかしながら攻撃がしっかりと見えませんでした!」
救護班がオルナを担架に乗せ医務室まで運んでいく。
ソウヤが席に戻る時ヴィルナちゃんとすれ違った。
「ソウヤかっこよかったよ!」
「おう、ありがとな。ヴィルナちゃんも頑張れよ!」
「うん!ちゃんと見ててね!」
次の試合は、ヴィルナちゃんとエニーだ。
すみません、今日は日曜なので2000文字にしようと思ったら、ゲームやっちゃって…。
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